中島らも (KAWADE夢ムック 別冊文...

- 河出書房新社 価格 ¥ 1,200
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中島らも (KAWADE夢ムック 別冊文藝)


河出書房新社

価格(new/used): 1,200 円 / 299 円 より
発売日: (2005-02-22) アマゾン売上ランキング: 156129 位
単行本 / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 2件

おっちゃんはもう居ないのね
大人なのに偉そうじゃないし世の中の常識なんか振り回さないおっちゃんが好きでたくさん読みました。らもの主観じゃなくて今までに彼の小説、エッセイに出てきた人から見た、らものおっちゃんの本。奥さんのミーさんや息子、娘が、らもについて喋ってる最初の座談会が良かった。竹中直人・松尾貴志・チチ松村さん他のコーナーもそれぞれどう思ってたか分かって楽しいし。表紙見た時はSMの本かと思ったけど(笑)若い時の写真なんかもあって面白いよ。
改めて、もう新しい本は出ないのね~と思うとちょっと切なくなりました。
                        
「遺されたものたち」が語る"中島らも"の虚実
昨年夏に急逝した中島らもの追悼企画ムック。
再録は20年近い付き合いだった担当編集・小堀純氏の選ぶらもベストエッセイ20本と、『逢う』『さかだち日記』にそれぞれ収録された阿部登氏、作家・野坂昭如氏との対談部分で、その他は生前親交のあった人々のエッセイ寄稿やインタビュー・座談会、中島らもブックガイド、年表などで構成されている。

以下個人的な感想だが、宮前社長・山内圭哉・竹中直人各氏のインタビュー、エッセイでは大槻ケンヂ・松尾貴史・鮫肌文殊・大村アトム元マネージャー・ガンジー石原各氏、それと中島一家と鈴木創士・八幡英一郎・長岡しのぶマネージャーの座談会がよかった。特に宮前社長はエッセイで何度もいじられているが、これまで中島らもをこうして自らの口で語ることはなかったのではないだろうか。私生活をメチャクチャのように書いていたらもの、サラリーマン時代の意外に真面目で優秀な一面が窺える。また、写真をかなりふんだんに使っている点もGood。
逆に「?」と思うのは後半の「中島らもを文学的側面から見る」みたいなコーナー。その中の文章が全部ダメという訳では決してないが、端的に言うと「どこの誰ともわからない『学者サン』に作品を分解して弄って難解に見せかけて、今更『講義』なんぞしてもらわんでもええわい。らもはらもじゃわい」ということである。この本の読者層は当然らも作品を読んでいる人を想定しているはずだが、そのような人にとってこのようなコーナーは蛇足でしかない。