発酵道―酒蔵の微生物が教えてくれた人間の...

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発酵道―酒蔵の微生物が教えてくれた人間の生き方


河出書房新社

価格(new/used): -- 円 / 2,723 円 より
発売日: (2007-08) アマゾン売上ランキング: 135974 位
単行本 / 在庫切れ
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 3件

発酵を通じた人間学
発酵と腐敗の違いをわからせてくれた本です。
それと日本酒の伝統を教えてくれた本です。
微生物のありがたさを教えてくれた本です。

手間ひまかけるとよい返事をしてくれる。
よいお酒は、よい人から生まれ、よい人に飲まれる。

寺田さんの体験から語る哲学、人間行動学の本です。



発酵?!腐敗?!あなたはどっち?!
全くの専門外から代々続いた酒蔵に婿養子にきた本の著者。
しかもお酒が飲めないと来ている 笑
「売れる酒」「利益のでる経営」を目指して酒造りにあたるのですが、
ご自身のからだを壊したことをきっかけに、
からだが本当に求めている生活、お酒を作ろうと決意。
今までの酒造りの常識をまったく覆す、
徹底した酒造りの原点回帰をしていきます。
その過程での著者の多くの人との出会い、気付きには、
私達も多くのことを学べます!
お酒の推薦書ではありません!
最初は酒造元が自分の作った酒を宣伝するために書いたのかと思いましたが、
読み通してみて、「よく生きる」ための哲学書だったと感じています。

会社員が読んでも、自営業の人が読んでも、自分のあり方になぞらえて、
振り返ることができるような気がします。
何よりも、生きている自分、そして生きている全ての生き物が愛おしくなる、
そんなことを感じさせてくれる一冊だと思います。
うつ症状や気分障害の人などが手にとってもいいかもしれません。

微生物の生き様は、それ自体が無償の愛であり、宇宙であるのですね。
近いですから、蔵を訪ねてみたいと思っています。