エドワード・ゴーリーの世界

浜中 利信 - 河出書房新社 価格 ¥ 1,575
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エドワード・ゴーリーの世界

浜中 利信
河出書房新社

価格(new/used): 1,575 円 / 599 円 より
発売日: (2002-08) アマゾン売上ランキング: 141935 位
単行本 / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 3件

好きな人はもっと好きに、そうでない人はそれなりに。
エドワード・ゴーリーを理解するなんて不可能。ただちょっと覗いてみたい、その頭の中・・・。ファンのささやかな願いを叶えてくれるような本書は、「ゴーリー読本」でもあり「ゴーリーおじさんへのファンレター」でもあるようです。ゴーリー作品の翻訳でお馴染みの柴田氏と、(なぜか)江國香織さんのゴーリー談議が予想以上に面白かった。独特のファッションで街中を闊歩するゴーリー。猫をこよなく愛するゴーリー。作品の持つ暗く辛辣なイメージだけでゴーリーを語ることはできないのだと、感慨深く読ませていただいた。
それにしても、世間には出回らないマニアックな作品数知れず。コレクターは大変な苦労をして収集しているようです。創りが凝っているため大量生産が不可能なものも多く、単純に「日本語訳を出版してほしい」とは言えそうにない・・・。今後どれくらいの作品が日本語訳されるのか分かりませんが、1作でも多くファンに届けてほしい。
Primary Books紹介がうれしい
120ページ程度のコンパクトな本で気軽に読めます。T.S.エリオットの猫の本の挿絵で有名なゴーリーの経歴、彼の熱烈なファンである執筆者達の興味深いエピソード、ゴーリー用語集など盛り沢山。Primaryのカタログは見ているだけでも楽しめます。
エドワード・ゴーリーって誰? 
「エドワード・ゴーリーの世界」の発売を知り読んで見ると、発売当時のアメリカでも皆、私と同じようにレジへ向かうまで何度も手にとっては置くという動作を繰り返していたらしい。万国共通の反応と知って、ちょっとおかしくなる。どうやら「少々不気味」だけど「ユーモア」があるのがこの作者の特徴らしいので、袋の中にしまったままの本をようやく取り出せそうである。(でもまだ、ちょっと怖い)

 「エドワード・ゴーリー」紹介のこの本を読んで見ると「見たことがある」絵がいくつか出てくる。知らない間にゴーリー作品は本ばかりでなく、色々と目に留まっているようだ。また、ゴーリー作品は何度も何度も読むといろいろな部分が見えて来るという。でも、とても難解らしい。私個人としては分からないものは分からないまま楽しんでもいいのでは無いかと思っているが・・・
 この本には、今まで出版された書籍の表紙の写真と一緒に解説が載っているので、読みたくなる本がいくつも出てきてしまった。「ユーモア」「不気味」「キャラクター」「言葉あそび」、まずはどれから始めようかな。