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ケンカ哲学 |
| - 河出書房新社 価格 ¥ 1,680 | |
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ケンカ哲学河出書房新社 価格(new/used): 1,680 円 / 1 円 より 発売日: (2004-10-15) アマゾン売上ランキング: 53193 位 単行本 / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 36件 大手を振って支持し難いが学ぶべき点はある本書は著者の前著・金儲け哲学の焼き直しに近い内容なので、あまり著者自身に関心のない方にはおすすめできないかもしれない ただ裏を返せば著者である糸山英太郎という一人の人間に興味がある方なら一読の価値は十分ありといえるだろう とかくダーティなイメージがあり、かつ本書においてもその時々の法律上は違法とまでいえずとも倫理上”?”をつけざるをえない行為を数多してきたことが窺える著者だが、事業家・資産家としてここまで世界的に成功したということは事実であり、単なる親の七光や幸運だけでここまで上り詰めることはできなかっただろう この点において著者の主張は傾聴すべきものと少なくとも私は考える 私は著者自身とお会いしたことがあるわけではないので、著者が善人か悪人か判断する術を持たないが、そういうことは抜きにして”成功したければ成功者に学べ”の姿勢であれば本書は手放しに支持し難いものの学ぶべきことは多いに違いない 本書を読んだだけで成功できるわけでないことは類書と同一だが、本の内容と著者の実情がかみ合わぬ幾多の偽物をむさぼり読むよりは数倍の価値が本書にはあると思う 蛇足だが、本書を通して学べることの一つとしてとてつもない資産家であってもただの男だなということ 女性一人に対する面子を保つために会社を買い占めちゃうんだから ま、著者に限らず男って単純で馬鹿だよなと今更ながら痛感した・・・ 所詮、金持ちだからビジネス上の喧嘩は全て、著者の財力で勝ったに過ぎない。 著者に言わせれば「財力も実力のうち」なのだろうが・・・ ことあるごとに「自分は世界の長者番付で85位」など自慢ばかり。 この本から得るものは何もありませんでした。 強いて言えば、昔の妾制度の実態ぐらいでしょうか。 面白い人すごい人がいるもんだ。とりあえず職場から近いザ・イトヤマタワーに見学に行ってみるか。 本自体は話が端折られすぎていて、自伝と呼ぶにはお粗末。ただ、そんなことはどうでも良くて、自分もこうなりたいとは思わないが大いに参考にはしたい。 そして、成功者は最後の最後には社会貢献に行き着くものなのか。糸山氏もスケールの大きな夢を持っておられる。世界中の子供を日本に・・・。これが実現したらすごいことだ。 父親に対するコンプレックに起因するアマエ哲学この書を読んですぐに感じたのは、糸山は猛烈なコンプレックスの持ち主であるということだ。まず、妾の子であることにコンプレックを感じて猛烈に働いて父親に認めてもらおうとする。一応の成功を収めるが、金の使い方で失敗した後、父親の会社で働き始めるわけだが、そこで受けた屈辱的処遇にコンプレックス度は最高潮を極める。その父の会社(ゴルフ場の経営者)でキディーとしてむしゃらに働き、後には会社の経営権を取得するまで登り詰める。 また、近藤紡との仕手戦のくだりで、窮地に立たされた糸山は実父と岳父(笹川良一)に泣きつきなんとか調停に持ち込んだとあるが、はっきりいって百戦錬磨の近藤としては単なる損きり(資産2000億に対する30億の損)に過ぎなかったのではあるまいか。まさか、糸山としても人のふんどしで相撲をとったことを手柄として書いているのでもあるまい。 いずれにしてもその後、そのコンプレックスをバネに、政界、経済界で成功を収めていくわけだが、最後まで彼のコンプレックは見え隠れする。そもそも、世界でも有数の資産家である糸山が、どうして「俺はこんなにがんばっているんだ。こんなに偉いんだ」というところを誇示しなければならないのか。それは一重に父親に対するコンプレックスに起因しているのではないだろうか。妾の子として頑張らなければ認めてもらえない。また、父性愛を確信するにはアマエなければわからない。それを上記の仕手戦の一件で証明してもらったわけだ。 それで私の結論だが、ああ見えて糸山という人はアマエ上手。しかも、上昇に不可欠な猛烈なコンプレックスを有している。しかも、その妾として味わったコンプレックスを自分の妾の子供にも味合わせている。ただし、読み物としては面白いので、評価は5にしておこう。ただし表題は「アマエ哲学」とすることをお勧めする。 ウォーレン・バフェットに比肩する偉大な投資家わが国の(「個人投資家」ではない、まともな)投資家から絶大な支持を集める氏の著作である。こんどは、娯楽作品ではない、堅い本を書いてほしいです。 |