待望の短篇集は忘却の彼方に

- 河出書房新社 価格 ¥ 1,365
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待望の短篇集は忘却の彼方に


河出書房新社

価格(new/used): 1,365 円 / 621 円 より
発売日: (2004-07-14) アマゾン売上ランキング: 225243 位
単行本 / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 2件

最高傑作。
「石原慎太郎を殺すな!大切にしろ」
(帯のキャッチコピーより)

不毛で、無意味な(関連性を持たない)断片の連続としてのこの世をトレースさせたら中原昌也の右に出る者はいないであろうとさえ思わせる最高傑作です。
三島賞を受賞した「あらゆる場所に〜」では一定の字数を稼ぐためだけにどうでもいいことを無理矢理詰め込んだ分冗長に過ぎる感が否めなかったが、短編というスタイルで彼の持ち味と意図とがベストバランスで発揮されているように思う。
とにかく書きたいことなど何もない。ただ金のためだけにやっている自分には小説を書く資格がないということの記述に終始する内容は私小説的であり、ある種の人々に確実に不快感をもたらすものであるが、それは作者の意図する所であると思う。
道徳の教科書的な紋切り型とセックスと暴力の対置が爆笑を誘う。
2行小説は・・・どうかなあと思う。成功しているとは言い難いかもしれない。
ともあれ文章がもたらす新しい感覚を求める向きには必読の書ではないでしょうか。
正直者は馬鹿をみる
一言で言うならニヒリストのオナニー・・・。夢は追い続ければ叶うと思ってる様な夢見がちな輩は、腹立つだろうな~。作家目指してる人とか(笑)現実主義の人は普通に面白いと思うのでお勧めです。