モーツァルト名盤大全―最新・完全版作品解...

- 音楽之友社 価格 ¥ 1,680
home書籍CDDVDゲームソフトウェア家電キッチンおもちゃ・趣味
モーツァルト名盤大全―最新・完全版作品解説&名盤ガイド (ONTOMO MOOK)


音楽之友社

価格(new/used): 1,680 円 / 1,669 円 より
発売日: (2006-10-01) アマゾン売上ランキング: 49832 位
ムック / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 3件

『モーツァルト名盤大全』という標題通り多くの楽曲を網羅
モーツァルトの様々な作品を演奏し、それ以上に多くの曲を実演やCDで聴いてきましたが、それでもその膨大な作曲数からみると少ししか聴いていないわけで、このようなムックの存在は知識の整理だけでなく、まだ聴いたことのない楽曲への誘いとなるものでした。

240頁という紙面の中で、今入手できるCDの曲を全て盛り込んでおり、モーツァルト事典のような使用も可能です。あまり聴くことのないマイナーな作品について触れられているのはありがたいですし、参考になりました。

一方、モーツァルトの特定の好きな作品を深く知ろうとすると少し当てが外れることになるでしょう。例えば、交響曲第40番も、歌劇『魔笛』や『ドン・ジョバンニ』も、そして畢竟の名曲『レクイエム』でも1頁の分量の中でまとめられています。その作品の成立に至った経緯や音楽史での位置付け、各楽章の細かい解説などを期待する向きにはものたりないと思いますが、それはまた別の本にあたれば良いわけで、使い分けが必要となりますね。

安田和信の巻頭言、オットー・ビーバの特別寄稿「モーツァルト今昔」、饗庭孝男の器楽曲序説「芸術家としての自負から生まれ、ピアノという楽器の本質をきわめた18曲のピアノ・ソナタ」、今谷和徳のオペラ序説「原点に戻ってモーツァルトの意図どおりの上演を」、田辺秀樹の特別寄稿「複雑で微妙な状況を見事なアリア・重唱に」、喜多尾道冬の歌曲序説「触れたものすべてが黄金に変わる生彩あふれるリートの輝き」など魅力的で示唆に富んだ文も掲載されていますので、解説書としての体裁も取れています。

巻末に「ケッヘル番号順索引」が付いています。つまりケッヘル番号で検索すると該当の頁をたどれるという工夫が為されていますので、『新モーツァルト全集』を見て実際のCDを入手する際には役に立つ工夫です。便利で貴重なムックでした。
全作品のディスクガイドとして
辞典に比べると1つ1つの情報量は少ないのでしょうが、全作品が網羅されているので手軽な資料になります。
とはいっても、ムックにしては活字の量は多いです。
全く知らない人には少々敷居が高いかもしれませんので、最初に簡単な伝記を読んでおくと、より理解が深まっておすすめです。

有名作品にはスペースを多くとっています。点数付けやランキング形式でないのも、先入観を持たないので好感が持てます。
この本から気に入った曲が見つかったら、他の演奏家のCDも試してみるとよいでしょう。
究極の作品ガイド 初心者からマニアまで
現在CDで入手可能なモーツァルト作品がすべて紹介されています。
膨大な情報量です(なのに価格も安い!)
モーツァルト初心者からマニアまで納得の1冊だと思います。