オッフェンバック―音楽における笑い

高橋 英郎; 東 多鶴恵 - 音楽之友社 価格
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オッフェンバック―音楽における笑い

高橋 英郎; 東 多鶴恵
音楽之友社

価格(new/used): -- 円 / 1,133 円 より
発売日: (2000-11-01) アマゾン売上ランキング: 610460 位
単行本 / 在庫切れ
[ユーザーによる評価] 平均評価: 3.5 / 総数: 2件

貴重な資料、緻密な分析、しかし。。。
この本が大変参考になることは間違いない。作曲者の逸話、作品の緻密な分析やオッフェンバックの作曲の手口を実に多角的に教えてくれるが、その反面、「地獄のオルフェ」等では、初演版と1874年版の相違を細かく言及しているように見えながら、落ちていることが大変多い。ことに一般に流布している序曲は他人の作品であり、さらにオッフェンバック自身のものも初演時のものと1874年版のものが有ることにも言及されていない。まだ日本において資料の少ないジャンルであるだけに、このような重大な落ち、初演版と1874年版の相違を明確に明快にしたものにするため、増補版を出版すべきである。
著者はオッフェンバックを深く掘り下げるだけでなく、ご自分の著書が、単純な事実関係の資料価値に於いて重要な役割も果たすことを認識すべきである。
作品とパーソナリティを的確に判断した貴重な一冊
日本語で読めるオッフェンバックの評伝は本当に少ないです。
この作品では、オッフェンバックの生涯をたどると同時に、彼の作品の解説に重点が置かれています。『地獄のオルフェ』や『美しきエレーヌ』、『パリの生活』といった代表作はすべておさえられているのでCDで聞く時の参考にもなり、また作曲当時の時代背景やオッフェンバックの音楽に対するポリシーについても触れられていて読みごたえある内容です。日本ではあまりそのパーソナリティや音楽性について知られていないオッフェンバックを知る貴重な一冊と言えます。