ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を...

W・チャン・キム - ランダムハウス講談社 価格 ¥ 1,995
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ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する (Harvard business school press)

W・チャン・キム
ランダムハウス講談社

価格(new/used): 1,995 円 / 895 円 より
発売日: (2005-06-21) アマゾン売上ランキング: 327 位
単行本 / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 74件

ブルーオーシャンとレッドカード
誰も手をつけていない独占分野をということでした。
でもそれには投資が必要になります。
アイディアがあっても資金もないのに技術開発は無理というもの。
今後の日本のブルーオーシャン(独占分野)はごみ処理技術の問題。
ある程度必要
「ブルーオーシャン戦略」とは、
「競争のない市場を作り出すための戦略」であり、
対義語として、「レッドオーシャン戦略」というものがあります。
こちらは競争に打ち勝ってなんぼという世界です。
競争することは大変なので、
競争しないためには、新しく市場を作ればいいじゃん。
といったソニーのような発想を語っています。
過去の事例を参考材料とし、ブルーオーシャン戦略を
生み出すためのフレームなどが紹介されています。

ブルーオーシャン自体は、
100年ほど前から研究されているらしく、
色々な学者さんたちが、事例からFWを抜き取っているみたいです。

本の中では、
「こうやってブルーオーシャンを築き上げるのです。」
ばっかりで、違う切り口からポジショニングしなおしただけな気がします。

ex.
 30年、50年後の未来を想定して、他のサービスを追加する代わりに、
 ムダなサービスを排除することによって、コストバランスを調整する。
 だから作れるんです。こんな事例ばっかでした。

大事なところを読み飛ばしてしまっているのかも知れませんが、
ブルーオーシャンの築き方について分かり易く説明はされてますが、
そのブルーオーシャンに対して、参入障壁が低く、誰も入って来れない市場なの?
というところが常に追随してしまいます。

なので、分かり易いし、読みやすいのは認めますが、な〜んかしっくりこない一冊でした。

と書きましたが、
結びの章で、「ブルーオシャーンを存続させるには、努力してね。」ってかいてたので、
ある程度納得しました^−^
未知の市場空間=青い海,
非常に為になる理論でした。
訳本なので多少難解な記述も散見するのですが、
(本当は原書で読むべきなのでしょう)
「既知の市場空間=レッドオーシャン=競争激化」

「未知の市場空間=ブルーオーシャン=競争皆無」
という概念を理解すれば、1900円の元は取れたかと思われます。

レッドオーシャンであっても、何かを「足したり」「引いたり」すれば、
ブルーオーシャンに変貌を遂げることが可能。
その時のツールが、この本でいう「戦略キャンバス」なのです 。

何かしらの差別性を有することで、競合との競争を回避できる。
これは、ビジネス一般だけでなく、
「人間関係」や「恋愛」にも当てはまる事実ではないでしょうか。
企業評価論は毎回同じことを繰り返してる・・・
名著『ビジョナリーカンパニー』の冒頭で、
同じく名著とされる『エクセレントカンパニー』が評価する会社が
後に(ビジョナリーカンパニー出版当時に)不調になったことを述べて、
”エクセレントカンパニーの評価基準じゃだめだ"と自説(ビジョナリーカンパニー)の
優位性を説いている。

後に、『ビジョナリーカンパニー』が評価する会社が不調になって、
本書の冒頭で、”エクセレントカンパニーやビジョナリーカンパニーの評価基準じゃだめだ"と
自説(ブルーオーシャン戦略)の優位性を説いている。

未来において、『ブルーオーシャン戦略』の評価する会社が不調になって
未来の名著で同じことを書くのでしょう。歴史は繰り返すのですね。
--
タイトルのイメージと実際の内容が違う、と思う読者が多いのではないだろうか?

競争のない世界を創造する、というとキレイとに思えてしまう人は多いだろう
自分もそうだ。

本書で、”競争を無意味にする”、ということは平和的な、牧歌的な発想であったり
競争力がなくても良いというでは全くない。

どちらかというと武道や戦の達人が、"戦わずして勝つ"という
境地にたどり着くのに似てる。
---

本書に対する、他のレビュアーの意見はとても役に立った。

結局、レッドオーシャンからブレイクスルーしたものをブルーオーシャンって呼んだだけ
後付だろ。キャッチコピー、新しいワークフレームをかぶせただけで内容的には新しくない。

自分もそう思う。ただ、だからといって価値がないとは思わない。
新しい、キャッチーな切口はそれだけで十分価値がある。

アクションマトリックス(2章)
・減らす、増やす
・取り除く、付け加える

市場の境界を引き直す6つのパス(3章)
これらはとても役に立った。

これらが、既存の差別化戦略で本当に語られていなかったのかどうかは
この分野を不勉強なため、正直解らない。
ただそんな分析論のこまかいことは別として、役に立つので使ったらよいと思う。
ブルーオーシャンが新しいか、独創的かどうかは別として、発想の助けとなる
視点や事例は多い。*3章がオススメ

読者がやりたいのは優れたレビュアーになることではなく、本書のアイディアを
利用して自分の利益にすることだろう。役に立つならそれでよいと自分は思う。
一回読んでみるのは良いかも。頭の息抜きにはなります。
孫子に始まり、古今東西の戦略本は、いかに敵に勝つかに主眼を置かれています。しかしこのブルーオーシャン戦略で説かれているのは、敵との戦い方ではなく、戦いさえ必要としない開拓の仕方です。市場における開拓地の見つけ方、開拓の仕方をケーススタディーと共に直伝している書籍という感じでした。最近なら、Wiiなどがこの好例と思われます(Wiiがこの戦略を意識したかどうかは別にして)。

韓国で数年前に流行った戦略らしく、数年前に新興諸国市場へ積極的に進出した韓国企業の意図も、ここから読み取れる(かも)。


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