百鬼夜行抄 (1) (眠れぬ夜の奇妙な話...

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百鬼夜行抄 (1) (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)


朝日ソノラマ

価格(new/used): -- 円 / 1 円 より
発売日: (1995-09) アマゾン売上ランキング: -- 位
コミック / 在庫切れ
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 7件

全巻のレビュー
幻想文学の小説家である飯島蝸牛(かぎゅう)の孫、律(りつ)は、祖父の不思議な力を受け継いだのか、人には見えない妖魔たちが見える。

亡くなった祖父は、そんな律を守るため、死んだ律の父親の体を生きているように見せかけ、その体に青嵐という強力な妖魔を住まわせる。青嵐は律に危害を加えようとする妖魔を食ってしまうのだ(そうとう食い意地がはっていて、ふつうの人間の食事もむさぼるように食べるのだが)。

一見、怪奇もののようだが、絵のタッチが明るく、コミカルなところもあって、あまり怖い感じはしない。尾白(おじろ)、尾黒(おぐろ)という小さな烏天狗のような妖魔を使い魔にしてからは、ますますコメディタッチの部分が多くなってきた。

「きらびき」という紙に刷られたカバーがきれいで、マンガ専門店などで平積みされていると目立っていたが、まさかここまで売れる本になるとは思わなかった。かなりマニアックなマンガなんだけれど・・・。

ちなみに、著者は文鳥を飼っており、尾白と尾黒はそれぞれ白文鳥・桜文鳥をモデルにしている。『文鳥様と私』(あおば出版)というマンガまで描いているくらいの文鳥フリークだ。
精進落としの客
端正な絵柄とストーリー。
現在は多少傾向が変わってきていますが結果プレ作品となった「精進落としの客」から始まる初期は泉鏡花などの幻想小説のような佇まいの作品群。
怖いけどおもしろくてとまらない
怪奇物の一つであるけれど、人間の心情が本当のテーマのように思えます。時にファンタジー、時にユーモア、そしてぞぞ~っと静かに来る怖さ!
美しい絵とストーリーがぴったし。
主人公が無敵のスーパー霊能者じゃないところがいい。水戸黄門にならないというか。でも、後味の悪いこともないし、何度読んでも飽きずに読めるところがすごい。
1巻ではゴージャス3姉妹の話が好きでした。
飼い猫が・・。
夜更けに一人でのめり込むように読んでいたら、熟睡していた猫が突如起きあがり、壁の一点を睨みすえて毛を逆立て激しく鳴きたてたんです。勿論、猫の見詰める先には何もありません。さかりがついたのか?と最初は簡単に考えたんですが、10分近く経っても止めない。それは移動するらしく、口から泡を吹くような形相のまま尻尾の先にまで緊張感を漲らせて部屋の中をうろつきまわる姿にただならぬものを感じて、無理矢理抱き上げ部屋を飛び出しました。
恐い物の事を考えるとそれが寄って来るっていうけど、どうなのかな~。
なかなか貴重な体験をした原因かもしれない(?!)この本、お勧めします。
でも、これ以上の体験はもう嫌だぁ!!
―初めて読む方へ―
絶対に買って損はありません!!
怖いのが苦手な方は、連載中の雑誌「ネムキ」でチラっと立ち読みして、怖さ加減を試してみて下さい。

今市子さんの美しい絵をカラーで(1ページしかないけど)楽しみたいなら「眠れぬ…コミック」をお勧めします。(作者のあとがきまんがも有り!)

寝る前に布団に入って読むなら、コンパクトで値段も安い「ソノラマ…文庫」をお勧めします。