仏像のひみつ

- 朝日出版社 価格 ¥ 1,470
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仏像のひみつ


朝日出版社

価格(new/used): 1,470 円 / 658 円 より
発売日: (2006-05-27) アマゾン売上ランキング: 19874 位
大型本 / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 17件

仏像と仏像の関係、そして建築との関係へ…
昨今の仏像ブームはすさまじい。その口火を切ったこの書の貢献は大きい。しかしこれまで仏像解説書がなかったわけではない。にもかかわらず、この本が多くのひとびとを仏像の魅力に「開眼」させたのは、小学生を含め誰でもが思う疑問にピタリと答えているからだ。、つまり仏像に関して、大人も子供もなかったのだ。

さて、これから、仏像ブームはどうなっていくのか?
仏像とは博物館や美術館に展示されるためにつくられたのではない。お寺、つまり仏教伽藍の中、とくに本堂(金堂)の中に安置されることを想定された上でつくられた。そこでは複数の仏像がセットになっていた。それだけでなく、本堂の建築と一緒になって仏の世界を盛り上げていたのだ。今のブームは単体としての仏像鑑賞に終始している感が否めない。
それはそれで結構なのだが、今後はさらに、仏像と仏像の配置関係、そして仏像と建築が織りなす空間へと関心が広がってほしい。そうしてはじめてひとは仏教の至福の宇宙に包まれる…。
仏像への興味が納得に、そして愛着にかわる。
仏像の種類に始まり、
その製作方法や時代背景と仏像の関係、
そして仏像の中身に隠されたものなど、
拝観のポイントを4つに分けて
解説されている。

高圧的な説明でなくて、お話を聞くという感じに近い。

こども向けの展覧会の本というだけあって、
専門用語を排除し、語り口調で書かれた文体や
写真のほかにも、ほのぼのさせてくれるイラストもあり、
初心者の興味をどんどんひっぱってくれる。

いろいろな人の思いがこめられた仏像の写真を見つめながら、
仏教の世界をのぞいてみたいひとにぴったりの1冊。
仏像をなんとなく敬遠してきた方に特にお薦め
無上に仏像のことを知りたくなって,仏師である向吉悠睦氏が書いた「やさしくわかる仏像入門」と本書を読んだ。向吉氏は仏像製作の立場から、本書の著者は博物館員の立場から、それぞれ仏像のことを分かり易く解説している。特に、難しそうという理由でいままで仏像をなんとなく敬遠してきたひとなどに、両書ともお薦め。
やっぱ「仏像っていい」と思わせてくれなくちゃね。仏像入門本ではベスト。
仏像の「ひみつ」と題してありますが優れた入門書です。

今まで仏像の本というと、
1.教科書的なもの(仏教そのものの解説が中心。写真は小さい白黒)
2.網羅的な写真集(文化遺産としての解説が中心)
3.単なる観光ガイド(古寺めぐりの解説が中心)
のいずれかで、「仏像」の入門書が以外となかった様に思います。「ちょっと知りたいな」くらいの「興味」では取りつく島がなかったんではないでしょうか。

本書はそのいずれでもなく、あくまで「仏像」についての「入門書」ということを念頭においた構成になっています。見やすい紙面、こなれた解説、ちゃんとした写真(書籍としては当たり前の事ばかりなんですが)。それらが相まって「なるほど仏像っていいかも」「ありがたいもんだったんだ」と思わせてくれる。そういうのがやっと出た訳です。もっと知りたくなるしもっと見たくなる。

写真が載っているのは東京の博物館収蔵のものが多いのですが、あくまで例として載っているので、どこにお住まいの方にも初めての一冊としてお勧めできます。友人を無理矢理拝観ツアーに連れていく時に電車の中で読んでもらうのにも丁度いい。

やっぱり入門書はワクワクさせてくれなくちゃね。
しりたいことがわかる
欧米人と京都や鎌倉を歩くとき、仏教について尋ねられることがよくある。そんなとき、自分の教養の無さを感じ何度か仏教書を開いた。しかし役に立たない。詳しすぎるのだ。
仏像に関する本は多く出版されていると思う。もっと分厚く情報が多い本もあるかもしれない。でもそういう本で「知りたいこと」を探すのは大変だ。情報は集めるだけなら簡単である。大変なのは重要な情報を選別すること。優れた教養書では優れた選別がなされている。本書はその好例だ。