ちいちゃんのかげおくり (あかね創作えほ...

上野 紀子 - あかね書房 価格 ¥ 1,223
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ちいちゃんのかげおくり (あかね創作えほん 11)

上野 紀子
あかね書房

価格(new/used): 1,223 円 / 1,100 円 より
発売日: (1982-08) アマゾン売上ランキング: 89361 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 3件

戦争を考える
平和である今、日常で戦争が話題になることはありません。
それぞれ登場人物の懸命に生きてる姿がとてもよく描かれています。
読み終えたら、戦争がなんて悲しいことなのかを伝えるキッカケになる一冊です。

かげおくり、、、ひさしぶりにやってみたくなります。
小さな命が消えるとき
表紙には防災頭巾をかぶった女の子が描かれています。ふくらんだ頬と赤ん坊の名残を感じさせる口元、何か言いたげな目は私の方を見つめています。女の子は「ちいちゃん」です。戦争のさなか、ひとりぼっちになった「ちいちゃん」は、じっとこらえて家族と会える時を待っています。

タイトルの「かげおくり」はお父さんが家族みんなに教えてくれた遊びです。青い空はかげおくりが出来る日です。よちよち歩きをしてもおかしくない「ちいちゃん」は、今度は一人でかげおくりをします。淡い色で描かれた子どもの姿は、頼りなくいじらしく、我が子の幼き日と重ね合わせ涙がこぼれて止まりませんでした。

戦争とは自分の親や友達の身体がちぎれ、目の前で死んでいくことだ。私の恩師の言葉は、私達が実際に出会う戦争の本当の姿なのでしょう。表紙の「ちいちゃん」は何も語りません。しかし、語らない、語れない多くの命が犠牲になったことを私は忘れられません。切なく胸がつまる物語ですが、ストレートなメッセージに心打たれました。
戦争はいけない
ちいちゃんがうづくまったまま亡くなった時の挿絵がかわいそうでたまりません。自分の子どもとだぶります。戦争はいけない。という思いを新たにせざるをえません。
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