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ユダヤ人の歴史 近世篇―離散した諸国で受... |
| Paul Johnson - 徳間書店 価格 ¥ 1,000 | |
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ユダヤ人の歴史 近世篇―離散した諸国で受けた栄光と迫害 (徳間文庫)Paul Johnson 徳間書店 価格(new/used): 1,000 円 / 347 円 より 発売日: (2006-12) アマゾン売上ランキング: 244194 位 文庫 / 通常3~5週間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 3件 ユダヤ人が欧州の経済制度全般を合理化してますます憾まれた。我々は不法な暴力を行使されたら警察に行く。侵略されたら自衛隊や米軍に保護される。つまり暴力機関に生命、身体、自由、財産が保障されている。建前としてそうなっている。 しかし、そうした機関を一切有さぬ民族がいた。それがこの時代のユダヤ民族だ。むしろ虐待され収奪された。身の安全を図る為、彼等はまず支配者に有益で移動力のある職に就いた。それは医業だ。ついで支配者のために富を格別に生産する職に就き、様々な制度を創り能力を磨きに磨いた。更に家族の絆を強化し同じ民族の人間が困窮に陥った場合補助する義務を作った。迫害され追放されても食って行けるあらゆる工夫をした。ウェーバーはプロテスタンティズムの倫理を資本主義の立役者としたが、これは完全な誤りではないが、最大の主人公はユダヤ民族である。しかしユダヤ教が根を張った土地ではユダヤ人も繁栄しなかった。だからむしろ「移動=機動的共同体=移民」の精神が資本主義を創ったというべきだろう。経済倫理が聖職者や国家による小うるさい統制を受けぬ精神であり、少数寄留民族の死に物狂いの自己保存の精神である。これらは金融、商取引、貿易の新機軸を継続的に創出する精神でもある。その社会の伝統、制度を崩壊させ合理化させる精神ともいえる。アウトサイダーの精神、カネ以外頼るものがない精神は、地元の既得権を常に潰し、日本の談合の様な共同体の相互保持的制度を壊滅させ、該共同体を危殆に瀕せしめた。で、ますますメチャクチャに憎まれた。金銭に対する宗教倫理的な批判を考え出したのが古代ユダヤ人なら、貨幣というものの力を正視し合理的に取り組み始め、遂にはヨーロッパ人に受け入れさせたのもユダヤ人である。貨幣保有者の顔が見えぬ制度、有価証券の発明、無記名債権。さらに信用貸し制度など。 待望の文庫化なぜユダヤ人は迫害されたのか、 なぜ生き残ったのか、 なぜ偉大な人物を輩出したのか・・・(本文解説より抜粋) 自分がユダヤの人々に関する疑問を持ち続けている理由は、 ココに有ると代弁してくれているかのようです。 アングロサクソンとユダヤ人ヨーロッパでは仲間はずれにされたユダヤ人はプロテスタントの国、イギリスやアメリカでは温かく迎えられた。戦争の物資調達で財を成したロスチャイルドはロンドンを国際的な金融都市に発展させ、ディズレリは大英帝国の繁栄を築いた。だから今でも英米とイスラエルは助け合うのだろう。一方でフロイトの精神分析やマルクスの共産主義などその後ヨーロッパを不安と混乱に導いた思想を生み出した。 |