タンノイのエジンバラ (文春文庫 (な4...

- 文芸春秋 価格 ¥ 530
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タンノイのエジンバラ (文春文庫 (な47-2))


文芸春秋

価格(new/used): 530 円 / 104 円 より
発売日: (2006-01) アマゾン売上ランキング: 37586 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 2件

そこはかとなく・・・
主題含む4作、ある意味、日常に近い非日常の設定。

淡々とした話の展開に盛り上がりとかは決して感じられないのだけれど、
だからこそ逆に、少しずつ積み重なっていく人物像に思わずシンクロしてしまう。

強くないけど優しい想い、自分の性格に戸惑を持ち続けていることなど、
それぞれの人間らしさが、静かにじわっと伝わってくる作品ばかりでした。
「サイドカーに犬」が好きな読者はいいかも。
こういうの長嶋さんはとても巧いと思う。

読了後は、雨あがりに陽射しを垣間見た気分になりました。



現代の正統派純文学ってこうかも
今を生きる人たちの、特にすてきでもすばらしくもない人生を送る人たちのことが書かれています。
つまらないような日常を送る人たちですが、その人たち自身がつまらない分けではもちろんなく、読み終えると、じん、とします。今の時代を描く、ことに成功していると思います。

さらさらと流れていきますが、内容は薄くありません。