![]() |
日本軍艦戦記 太平洋戦争 (文春文庫PL... |
| 半藤 一利 - 文藝春秋 価格 ¥ 700 | |
| home|書籍|CD|DVD|ゲーム|ソフトウェア|家電|キッチン|おもちゃ・趣味 |
![]() |
日本軍艦戦記 太平洋戦争 (文春文庫PLUS)半藤 一利 文藝春秋 価格(new/used): 700 円 / 146 円 より 発売日: (2005-11-10) アマゾン売上ランキング: 136990 位 文庫 / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 3件 軍艦戦記であるが、軍人記でもある戦記(記録)ものというと、メカもの好きの読者からは耐え難いほどの、資料軽視(艦名間違いなどさえある)の浪花節に終始するものがある。 この本はその点の問題はなく、それでいて提督たちの人物紹介や乗組員の奮闘記もしっかりしており、軍人記としても良い本である。 興味深いのは、「戦争体験者が選んだ日本海軍の名鑑ベスト5」という章である。 各々の立場から好きな艦を挙げているのだが、艦長経験者は自己の艦を、また大和も人気がある一方、軽巡・駆逐艦などの軽量級にも人気がある。各々の将官の立場や戦略思想などの影響もあるであろう。ここの部分をもう少し長い文章で読んで見たいと思った。 半藤版「連合艦隊の最期」「連合艦隊の栄光」開戦前に世界第三の海軍国であった日本が、終戦時には、戦闘可能な艦船はほとんど残っていなかった。ここまで完膚なきまでに叩きのめされたのは・・・・ これは、伊藤正徳氏の名著「連合艦隊の最期」の冒頭部分の要約である。 国民に愛され、スマートさであこがれの対象であった帝国海軍が無残に滅亡するまでの3年半を描いた半藤氏による「連合艦隊の最期」であろう。伊藤氏は、その後、半藤氏が単行本で取り上げた「ルンガ沖海戦」などの日本に会心の作戦を集めた「連合艦隊の栄光」も書かれているが、もちろん、半藤版「連合艦隊の栄光」も本書には含まれている。 伊藤氏の本との違いは、伊藤氏の作品が戦後比較的早い段階で、海軍記者としての立場からかかれたのに対し、本書は、半藤氏得意の資料に当たっての厳密な検証にある。 それにしても、どちらも「好戦的な意味でない」「連合艦隊への愛着」と「どうしてここまでやられてしまったのだろう」という無念さが現れている。 この本のお気に召した方は伊藤さんの本も読まれるべきだと思う。 裏を取っている。もうかけない歴史書。戦艦大和が片道燃料で沖縄出撃という嘘が定着している。 確かに軍命令では、その通りである。文献だけの学者は著書に そう書いている。 実際はその命令に対して呉れの、補充担当の将校の一存で松脂燃料を含め満タンにして出撃したのである。 それは著者が、軍関係の文献と、自分が当時の担当者と裏を取って 初めて分かった事である。このような研究は、関係者が多く死んだ今、 出来なくなったしまった。 この値段の本の中身が実に豊富な内容であり著者の汗を感じさせる 名著である。しかも写真がふんだん使われ上質の紙である。 実に買い得である。 |