横森式シンプル・シック (文春文庫PLU...

- 文藝春秋 価格 ¥ 690
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横森式シンプル・シック (文春文庫PLUS)


文藝春秋

価格(new/used): 690 円 / 1 円 より
発売日: (2002-04) アマゾン売上ランキング: 241773 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 3.5 / 総数: 15件

軽く読みたいときに。
つまりこの人は私はこんなにハイセンスな?生活をしてますって自慢したいのねと思いながら読みました。
地味めしとかも読んだし小説も読んでみたけど、結局は自分の生活とか体験談を切り売りするしかないのかな。
私はこの人の小説は苦手でちっとも面白いと思えなかったのでもう読まないでしょうが
こういう「私の生活見て見てー」っていう類のは読んじゃうだろうな。
素直にへぇーって思うこともあるし。
同年代の娘がいるっていう点で参考になることもあるし。

横森式とは手作り皆無のインテリアのこと
「ぼぎちん」はほとんど経験談といっていい生々しい作品だった。
事実に近かったゆえに、稚拙とはいえそれなりの重み、存在感を示した作品であったと思う。が、その後の作品は泣かず飛ばず。
そこで急激な方向転換、いつのまにか横森はライフスタイル啓示家になっていた。
かなり驚いた。
「お姫様」というには程遠い容貌の横森が、「私たちはライフスタイルが外国人なの」とか「(2年しか住んだことのない)ニューヨークでは」とか言っているのが傍ら痛いというのもあるが、それを置いても「小説は捨てたのか」という疑問に対する説明が一切無いことが気になる。本人はまだ小説家だと思っているのだろうか。
例えば故中島らもは、「文筆業はサイドワークにしてこれからはロッカーをやる」と宣言をした。これが、それまでの顧客に対する仁義である。「文筆」とはいえ、これからは自分の家の中を見せたり、ライフスタイルを自慢して稼ぐのだったら、やはり「おことわり」は必要だろう。それとも、「ことわり」の必要な顧客など居ないと思っているのだろうか。
また、杉並の家を捨てた経緯についても、どうにも言い訳がましい気がする。
これはもうはっきりと、「都心に住みたかった」ということだけでいいはずだ。
それを「寒い」とか「古い」とか母上の購入した家が悪いのだと、散々言い訳しているのは潔くない。だいたい、家の中に自分で手を入れて工夫することを一切しないで、業者に頼んだけど満足できなかった、というのが他力本願なうえ浅薄である。持ち家であれば、どうにでも手を入れられるというのに。
マンションに越してからも、横森の「インテリア法」は「探して買ってきて付ける」オンリーである。唯一のベランダ工作は夫君である。
夫に30分歯を磨かせていることを豪語してはばからぬなど、もはや他人の評価を一切気にしなくなった横森の姿は、天狗そのものでかなり痛い。
参考になります
ほかの人の評価が以外に低くてびっくりしました。私はすごく面白かったです。確かにわがままだなあと感じる面もありますが、自分の欲求を自分の力・責任でがんがん追及する心意気は見習いたいです。反感を買いそうなことを敢えて本で書く、という思い切りの良さも私は好きです。それだけ努力をしてきたからこその自信なんだと私は思います。共感できる部分、実際に真似してみた部分などたくさんあります。柔軟な姿勢で、いいと思ったところを取り入れてみるにはすごくお勧めの一冊です。
人によりけり
うなずける部分とそうでない部分はありますが、これから家を建てる方や、改装する方には参考になる部分があるかもしれません。
一度はやってみたい
著者は若いときから、周りの人に「我がままだ」とか「そんなんで生きていけると思っているのか」「お姫様じゃあるまい」などと言われ続けてきたそうですが、ここまで徹底しているのなら、と、痛快に読み終えることができました。

第一章はちょっと長い著者の青春住まい歴ですが、ここで、この「お姫様」感覚がどのようにして板に付いたのか、アメリカ留学かぶれだけではないことがわかってきます。

なにしろ、思いついたら実行あるのみ、冷え性や働き過ぎ、はたまた遊びすぎとあくまで戦おうという気力が素晴らしい。 しかも、自分にとっての「快適」だけをめざして。

圧巻は、少女時代やむなく手放したピアノを、当時の値段で買い戻し、
八ヶ岳から杉並の自宅まで 運送費をかけて運び込むところです。
取り戻したピアノで ひとしきり楽しんだあと、著者はすっかりそのピアノへの執着心を失い、更に次の引っ越しの際に人に譲ってしまうのです。

取り戻したピアノについては、既に自分の中で思い出として昇華している、と自覚するのです。

人間の執着心というものの正体を教えられたように思いました。