2ちゃんねる宣言―挑発するメディア (文...

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2ちゃんねる宣言―挑発するメディア (文春文庫PLUS)


文藝春秋

価格(new/used): 620 円 / 1 円 より
発売日: (2003-12) アマゾン売上ランキング: 273210 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 3.5 / 総数: 17件

ひろゆきを知るにはおもしろい
著者のエッセイ風の文章を交えた前半と、ひろゆきとその他著名人との間のインタビューが数本。若いころのひろゆき像と黎明期の2ちゃんねるの成り行きが垣間見れるのがおもしろい。まさにひろゆき無くして、2ちゃんは有り得ないと感じさせる、ひょうひょうとした彼のサマは、清々しい物がある。

匿名性から生まれる非常に価値のある情報と、まったく価値のない情報が玉石混淆なのはいまでも相変わらずで、ユーザが増えたことによるSN比が低くなったことを除けば、この本が書かれた当時とあまり変わらない状況のようだ。本作の発表から時がたち、今現在では2ちゃんねるも市民権を得て、安定した存在になっていると思われる。将来どうなるか分からなかった当時は、2ちゃんねるに新しい形のメディアを見た著者のような人々のテンションは高かったのだろうが、振り返ってみると、2ちゃんねるは当時思われていたほど画期的な媒体だったのだろうか、疑問にも思う。

色々と言われる2ちゃんねるだが、暇つぶしに面白いのと、独自のAAや言葉文化などのお陰で、メディアがどうのだとか大げさにとらえなくても、ひろゆきがいる限り、2ちゃんねるとして自己完結して存在し続けるものだろう、と感じた。
2ちゃんねるに感じることは、
発言者が巨大な集会の壇上に立っているにもかかわらず目の前の人間とだけ話をしているような気がするということである。そして、一度何かのきっかけで、その集会の規模に気づいてしまったら、とたんに怖気づいてしまうのである。

ともあれ、製作者の「おもしろさ」という原動力には共感を得るとともに、そのような人間が新しい風を起こすのかと感じた。
人間がいます、2ちゃんねる
某巨大宗教団体のキャッチフレーズを頂いたが、2chは人間の営みそのものだ。清濁合わせた混沌、数で圧倒する平凡と少数の優れた情報。およそ人間の興味を網羅してしまう恐ろしい幅の広さ等など。
後世の歴史家や民俗学者社会学者が20世紀末から21世紀初頭の日本人を理解するなら新聞雑誌よりも断然2chに価値を見出すと思う。
この本でひろゆき=ハッカー精神の持ち主、という指摘は鋭い。

2ちゃんねるにハマっている人には良いと思います
 私が2ちゃんねるの存在を知ったのは、2000年か2001年頃だったような気がしますが、何か得体の知れない物・不気味な物とよく知りもしないで感じていました。「便所の落書き」と評される事もありますが、決してそのような物ばかりではないと思います。
 何でもありの世界だからこそ面白く、ハマっている人にはたまらないでしょう。私は6月頃からよく見るようになったのですが、色々な情報収集の場として評価しています。
 この本は、2ちゃんねる創設の話など盛りだくさんで、対談も多く読みがいがあります。
かなり真面目な本
『2ちゃんねる』。この言葉を聞いて、あなたは何を思い浮かべるだろうか?
「日本最大の匿名掲示板」「楽しい場所」「ゴミが集まる場所」
「厨房の巣窟」「現実をもっと見てほしい」「AAが面白い」・・・
色々な意見が出るはずだ。
この本では、その2ちゃんねるを扱っている。

2ちゃんねるを扱った本は多数出ている。
最近では「電車男」というヒットセラーも出た。
だが、どれも2ちゃんねるの一部しか見ていない本ばかりである。
勿論、それは悪いことではなく、娯楽という意味での2ちゃんねるを映し出した素晴らしいものである。

それに対し、この本では2ちゃんねるを細部まで、また外部からの視点で、詳しく、深く掘り下げている。
読み我意は自分が出会った2ちゃんねる関連の書籍では恐らく一番高いであろう。

2ちゃんねるの誕生、ひろゆきの正体、「匿名掲示板」という意味・意義、
AAキャラクター「モナー」についての考察、閉鎖騒動の詳細、オークションに出された2ちゃんねる、
ひろゆきとの対談、etc・・。

2ちゃんねるは何なのか。
そのちょっとした疑問から、ここまで広がることができる。
2ちゃんねるが好きでも、2ちゃんねるが嫌いでも、
2ちゃんねるを「電車男」という狭い観点からしか見ていない人も、
まずはこれを読んで頂きたい。
そう思える1冊である。

情報は2003年までしか記載していないのでニュース速報VIPや、
電車男、マイヤヒー(マイアヒ)の流行・影響などといった最近の出来事については全く触れていないが(当然だが)、
これを読むだけで充分2ちゃんねるを理解することは可能であろう。

ちなみに、2ちゃんねる語等についてはあまり詳しく載っていないので、
そういったのが知りたいならこの本ではなく
2典やAA大辞典をお薦めする。

・・そしてこういって薦められてホイホイ買わないで、
インターネット上で最新版を無料で読む位できないと2ちゃんねらーとしては失格でしょうなw
まぁ、記念として買うのもありなのだが。