センセイの鞄 (文春文庫)

- 文藝春秋 価格 ¥ 560
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センセイの鞄 (文春文庫)


文藝春秋

価格(new/used): 560 円 / 1 円 より
発売日: (2004-09-03) アマゾン売上ランキング: 69303 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 54件

初めて読んだ川上さんの作品です
 近年の日本の小説はあまり読みませんが、ここで高評価なこともあって読んでみました。結論から言うと、ごく普通。あまり何も残らないといった印象でした。結末もだいたい予想できるものでしたし。小説は読む人の合う合わないが大きく、それがそのまま評価にもつながってしまうのかもしれません。
 自分は男で、なかなか主人公の女性に感情移入が出来ないということも大きいでしょう。まず、なんで30以上年上のおじいさんに惚れるのか理解できませんし・・・。きっと女性には受けるのでしょうが、同じ男性にはあまりオススメできない小説でした。頑張って最後まで読みましたけど。でも、飲み屋でのつまみの描写とか、面白かったです。
ウツクシイ
 何だか、現実感のまるでない、どこか美しい絵画か、風景か、そういうもののような小説だと思いました。
 読み始めよりも後半以降にどっと世界に引き込まれました。簡単にエロティックな場面にならないからこそ、引き込まれたのでしょう。徐々に、自然に、肌が触れてゆく緊張感は恋愛の歓びを思い出させてくれるようです。
 
ありゃまあ
居酒屋で飲み食いする小説を自分でも書いてみようかな、なんてしょうもないことを考えていたのですが、既に川上さんが書いてたんですね。
しかも、年の離れた先生とのやりとりをクールにさらりと織り交ぜながら。
最後先生とセックスしてしまうのは、自分としては反則のような気がしましたけど。
しびれがきた
前半からは何となく文字を追いかけて読んでいたのですが、中盤から後半、その世界にすっかり入ってしまいました。自分自身の状況も影響してか、たとえではなく、体がじいいぃぃぃ〜〜ん・・・としびれて、本当に恋愛していた頃の「切なくて苦しい」ような感動?感覚?がありました。いやぁー、すごかった。メジャーな本だとは知っていて、たまたま借りた本でしたが、これを皮切りに川上さんの本を読み始めようと思っています。
ラストは切ない
最初は、高校時代の教師と居酒屋でばったり遭遇という始まり方ですが、
そのあとのストーリー展開と文章の綴り方はなかなか素敵です。

傷つくことを恐れて他人と距離を置いてしまう、
好きだと思うのに気持ちが伝えられない・・・
主人公の心情がすごく丁寧に描かれています。

ラストは切ない。
でも、なんとなく展開が速い気も。