刑務所の王 (文春文庫)

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刑務所の王 (文春文庫)


文藝春秋

価格(new/used): 760 円 / 69 円 より
発売日: (2003-08) アマゾン売上ランキング: 73591 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 5件

興味深く読めたが・・・
アメリカの刑務所という、わたしにとって未知の世界を生き抜いてきた男の物語なので、興味深く読むことができたが、ノンフィクション作品としてはイマイチ。

著者は、主人公ジム・ハープの一面、それも義賊的な面だけを強調しすぎて、その反対の顔についてはまったくといっていいほど評価を行なっていない。人物の捉え方が一面に偏りすぎているので「子供向けの偉人伝」を読んでいるような気分になった。確かにジム・ハープには義賊的な性質はあるが、どう考えてもそれだけの人物だけではない。

特殊な環境で特異な人物に出会ったということでそうなったのかもしれないが、ノンフィクション作品とどうかと思う。著者がジム・ハープという男の発する熱に浮かされて書き上げてしまったのでは、と思える一冊だった。
リアル・アンタッチャブル
著者の井口俊英氏はアメリカの大和銀行で不正取引きをして刑務所にぶ
ちこまれた経歴を持っています。以前「告白」という本で不正取引きの
内容を告白していましたが、私は金融について全くよく分からないので
読みませんでした。
著者がニューヨーク連邦刑務所に収監されていた時、隣の房にいたジョ
ージ・ハープという61才のオヤジ(180センチ・90キロという立
派な体格)と知り合ったのが縁でこの本が生まれました。ハープは合計
33年服役するというツワモノで、高校卒業間近に酒をかっぱらった事
が人生の転落の第一歩でした。
数奇な出会いが数奇な人生を描写していきます。そもそも出会いという
ものが数奇なものなのかも知れません。それぞれの章が細かく別れてい
て、文体も読みやすくていい。ジョージが著者との別れ際に言った言葉
が味わい深いです。

What doesn’t kill you will make you stronger.

どんなつらい辛いことでも、死にさえしなければ、それは人生の糧にな
るという意味らしいです。法の下でなく、掟の下で生きるとはどういう
事かをじっくり味わえる本です。

一受刑者の人物伝
 著者がアメリカでの受刑中に出会った、一人のアメリカ人受刑者の半生記。著者の思いが強いためか、主人公への好意的描写が目立つ。
 しかしながら、無法地帯とも言える刑務所内で生き続けることの過酷さと、受刑者の生活、思考方法を理解する手助けとなる。

 犯罪者の矯正施設としての役割を、刑務所は果たしているのか、または果たすことができるのか。社会は刑期を終えた受刑者を、社会の一員として向けるだけの寛容さを持ち合わせているのか。刑務所の存在意義についても一考を促す著作であると思う。

刑務所王の生涯
 米国の刑務所に収監され、主人公のハーブ氏の隣で刑務所生活を送ったという特異な経験を持つ著者井口氏ならではの一冊。

 全米各地の刑務所の囚人に影響力を及ぼした主人公ハーブ氏の告白を元に”刑務所王”の人生を記した本書は、著者からハーブ氏への贈呈本を司法当局が英訳し、本書で触れられた出来事についてハーブ氏に対して尋問を行ったという程、ハーブ氏の胸の内に秘められたウラの事実についても記されている。それ程、井口氏はハーブ氏から信頼を得、井口氏が本書に並々ならぬ情熱を注いだことが感じられる。
 刑務所内の無秩序ぶり、人種間の争い、看守の悪行、闇ビジネスといった米国刑務所の様子がハーブ氏の生涯を通して良く描かれている。

 ただ、ハーブ氏が、異国の刑務所という!特異な環境下で著者が頼りにし、友情を育んだ唯一の人物のためか、客観的な視点を欠き、かなりハーブ氏に肩を持った描き方をしている部分も否めない。信念を持ち、頭が切れ、腕っ節が強く、魅力的と本書では義賊的に描かれているハーブ氏だが、麻薬ビジネス等で罪の無い市民にも危害を及ぼしているという視点が無い。

映画とは違う雰囲気が新鮮でした
最è¿'時é-"æ½°ã-にマンガばかり読ã‚"でいたのでä¹...ã-ぶり小説でも読もうかと手にå-りãƒ'ラãƒ'ラと目でæ-‡ç« ã‚'追っていくと自然ã"の本ã‚'買っていまã-た。ã"の筆è€...は描写する事が大変うまく、頭のなかでどã‚"どã‚"æƒ...景が見えてきます。

å†...容はというと、一人の若è€...があるç›-みã‚'きっかã'にåˆ'務所での人ç"Ÿã‚'送る事になり、その特殊なç'°å¢ƒä¸‹ã®ä¸­ã§ã®ç"Ÿæ'»ã¨å¿ƒæƒ...ã‚'密接に描いたものである。
ã"の作å"ã¯ç­†è€...が偶然に同じåˆ'務所で知合いになった主人å...¬(ジョージ)と親密になり彼のé­...力に引かれ、多くの時é-"ã‚'åˆ'務所で過ã"ã-た彼の壮絶な人ç"Ÿã‚'書いたものである。

私自身の感想とã-ては、ä¸-の中にある映ç"»ã¨ã¯ã¾ãŸé•う雰囲æ°-ã‚'鮮やかにå'³ã‚ãˆã‚‹ä½œå"ã§ã‚ると感じまã-た。筆è€...はä»-にもう一つ作å"ã‚'書いており、ã"れにもã"の物è!ªžã®ä¸»äººå...¬ãŒä¸€éƒ¨ç™»å 'するとæ-‡æœ«ã§æ›¸ã„ていたのでã"れも是非読みたいと考えています。