陰陽師瘤取り晴明 (文春文庫 ゆ 2-1...

村上 豊 - 文藝春秋 価格 ¥ 520
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陰陽師瘤取り晴明 (文春文庫 ゆ 2-16)

村上 豊
文藝春秋

価格(new/used): 520 円 / 200 円 より
発売日: (2008-01-10) アマゾン売上ランキング: 5562 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 3.5 / 総数: 3件

世界観がやっぱり、イイ。
キマイラの円空山でのやり取りなんかの空気を感じさせる、飄々とした会話が、いい感じ。
グリム童話の映画化で、スリル満点のホラーを観るのと近い感覚の作品に。
短編小説で、寓話や童話をアレンジした作品も多いけど、夢枕獏にかかると、こぶとり爺さんはこうなるのか、やっぱりコウ菜るんや、という満足した納得が、嬉しい読後感。
絵本として読む
陰陽師の文庫版はいつも楽しみにしていたので、最新刊と聞いて飛びついたのだが・・・
収録作品が、一作のみというのがとても残念だった。
絵本のようになっているのだが、絵柄からして子供向けではない。
「大人向け」絵本なのだが、個人的には絵本にする必要は無かったのではないかと思った。
話の内容からして絵本に向いているのかもしれないが、それならいつもと同じ装丁ではなく別途で出版して欲しかった。
内容は相変わらずのやり取り。
いつまでも色あせないこの二人のやり取りは、いつ読んでも安定していて面白い。
待望の文庫化 絵本のような一冊
 陰陽師、文庫では久しぶりの最新刊です。が、この本が文庫に落ちるまでに7年かかったというのはかかりすぎ。もうちょっと早く出してほしかったものです。たしかこのくらい前だと、SMAPの稲垣吾郎が安倍晴明役を演じていた頃でしょうか。
 さて。
 この作品は、今までの「陰陽師」シリーズのようにいくつかの短編が入っているのではなく、「瘤取り晴明」ただ一本だけが入っている本です。その代わり、村上豊さんの不思議な味わいのあるタッチのイラストが全編を覆い、夢枕獏さんの文章とあいまって、まるで一冊の絵本のような仕上がりになっています。
 ストーリーは、タイトル通りに瘤取り爺さんのお話がモチーフになっていて、平大成・中成という双子の薬師のお爺さんが百鬼夜行の鬼達の宴になりゆきで絡んでしまい、晴明に助けを求めるといういたってシンプルな筋書きです。幻覚作用などももちキノコを採りに山に入った大成がキノコ狩りに夢中になって、鬼達の宴会につい参加してしまいそこで踊りを披露する。その躍りの見事さに感動した鬼たちに瘤を取ってもらった大成は、次回も宴会に出て踊るようにと約束させられるのだが、、、、。
 今迄の「陰陽師」シリーズを読んでいたらより楽しめる登場人物などもゲスト的に登場いたしますが、これが初読みの方でも問題はない内容です。妖し達と安倍晴明、源博雅とのかけあいや宴の様子にどこか癒されます。
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