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南くんの恋人 (文春文庫) |
| - 文芸春秋 価格 ¥ 620 | |
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南くんの恋人 (文春文庫)文芸春秋 価格(new/used): 620 円 / 1 円 より 発売日: (1998-07) アマゾン売上ランキング: 247544 位 文庫 / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 11件 そんな馬鹿なタイトルと設定だけ何となく知って、何の気なしに購入しましたが、とんでもなかったです。 こんな感動大作だとは夢にも思いませんでした。 衝撃で数日ほど精神的不調に追いやられました。 「介護」的恋愛こう書くとご不快な方もいらっしゃると思いますが、ちよみの「小さくなる」ということが、私には「障がいを持ち、介護が必要になる」ということに見えました。閉じた人間関係、共依存、セックスできないストレスとか、これちよみが普通サイズだったらすごいツラい物語ですよね。涙なしに読めません。 現代の寓話なんだか、異常に重い話。 内田のマンガは、さらりとしたタッチの中に 女とかエロとかいったものの本質をずばっと突きつけてくる。 余分な説明を一切省き、いろんな解釈の余地を残した寓話的なつくりになっているのはお見事。 小さくか弱いものへの思いが込めれているような・・・高校生男子の南くんの恋人が突然親指姫大に縮んでしまったという設定による物語。SF好きの人には古典的な手法と受取られるかもしれないが、心優しく純な南くんの生活ぶりがみどころ。著者の作品としては、真っ当な気がする。小さくか弱いものへの思いが作品になったのではないか。この作品の少し前に著者が出産を経験しておりそれが反映されているのかもしれない、などというのは想像。春菊ファンの方向きでしょうか。 普通の娯楽作品では物足りないひとにおすすめの作品この作品は読む人によって何を思うのかが違ってくると思う。その理由のひとつに、この作品には最初から最後まで余計な説明がほとんどない。それによってこの物語のジャンルを明確に指摘することは難しくなっているし、読み手は作者の誘導なしに勝手な視点で読むことが許されるように思う。普通の娯楽作品では物足りないひとにはおすすめできる。 |