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月山・鳥海山 (文春文庫 も 2-1) |
| - 文藝春秋 価格 ¥ 570 | |
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文藝春秋 価格(new/used): 570 円 / 160 円 より 発売日: (1979-01) アマゾン売上ランキング: 222350 位 文庫 / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 3件 明晰な作品リアリズム小説の形をとりながら、同氏の『意味の変容』で書かれた数理的な世界観を見事に具現した佳作。「即身成仏の隠喩」と安易には片づけられない。同氏『浄土』と併せて読むことをおすすめ。 正直期待はずれ。霊場で有名な出羽三山の一つ”月山”、そして作者の名前から想像される「敦」という名。また40年という星霜を経過のちに書かれたもの。 神韻縹渺、霊験あらたかな作品を思い描いたが、しかし実際の作品は、白樺派亜流の私小説であった。若者にみられる平板な軽さは無かったが、私が望むレベルの作品=芸術ではなかった。 すぐ近くにある、大切なもの「生が眠るとき死も眠るのだ」(初真桑) 保坂和志にも劣らぬ、何気ない日常描写の中に、 上の引用文から窺えるような、生死の哲学が垣間見えます。 とにかく文章が簡潔で読みやすい! (人によっては、それが眠気を誘発する恐れも……) 劇的な内容でもなく、日常の中に生死を見極める作風で、 大切なものは、すぐ近くにあるんじゃないか、と考えさせてくれます。 大げさすぎるエンターテイメントに飽きた頃に読むといいかも。 |