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青葉繁れる (文春文庫) |
| - 文藝春秋 価格 ¥ 570 | |
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青葉繁れる (文春文庫)文藝春秋 価格(new/used): 570 円 / 230 円 より 発売日: (2008-01-10) アマゾン売上ランキング: 118651 位 文庫 / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 3件 訛りがたまらない仲良し五人組はみな名門校にいるにも関わらず、やりたいことをやっていて、それを温かく見守る周囲の大人達の優しさが胸をうった。 笑いの要素が多いなかでちょいちょい出てくる感動的な場面が、面白さをより引き立てていた。 この作品は井上靖の「しろばんば」と並ぶ素晴らしい作品だった。 心の底から「笑える」背景などからみて、時は昭和30年代だろうか? 新制の仙台の男子高校生の5人グループが、騒動の数々を巻き起こす。 この高校は、名門校らしいが、グループの成績は、全員下から数えた方が早い。 稔を筆頭に、グループの行動は、いかにもボンクラ高校生らしい。 東京からの転校生の俊介が、格好は付けているが、色々とボロが出る。 物語には「笑い」がぎっしりと詰まっている。 その笑いとは、直接的な意味のものから、深い意味のものまで多彩だ。 とにかく本書には、吹き出しそうになる場面が度々あり、電車の中などで読むには要注意だ。 幕切れ部分の校長の行動には、ちょっとしんみりとさせられる。 高校生らしい喜怒哀楽がぎっしりと詰まっている本書。 心の底から、笑わずには、いられない。 青春小説の佳作第二次大戦敗戦後の仙台を舞台にする青春小説。以前から読もう読もうと思っていたのだが、新装版が出たのを機にようやく完読。特に、第6章の松島小旅行の挿話では大笑させられた(久しぶりのカタルシス)。また、チョロ松校長の行動には、古き良き時代の理想的教育者の姿をみる。(エリート校だから許された点も大であろうが・・・)軽石先生の講話のシーン(184頁以下)も印象深し。私もこんな学校にいたかった。お勧めです。 |