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酒杯を乾して 沢木耕太郎ノンフィクション... |
| - 文藝春秋 価格 ¥ 2,000 | |
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酒杯を乾して 沢木耕太郎ノンフィクション 9 (沢木耕太郎ノンフィクション)文藝春秋 価格(new/used): 2,000 円 / 1,000 円 より 発売日: (2004-12-10) アマゾン売上ランキング: 96049 位 単行本 / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 3.5 / 総数: 2件 旅行記として読める観戦記本書の大半は既発の「杯」ですので、もうすでに買ったり読んだりしてる人には少し物足りないかもしれませんが、フォアマンVSホリフィールド戦のルポ「象が飛んだ」は必読だと思います(ちょっと短いですが…)。 「杯」(日韓W杯観戦記)ですが、もう一度あらためて読みかえしてみると、 試合内容の詳細なルポよりも、その背景で著者が韓国のアパートを拠点としながらいかにして日本と韓国を行き来してきたのかだとか、あちこちで起こるちょっとしたトラブルだとか、韓国の人々とのふれあいだとか、 また、そこで聞かれる共催国日本に対する微妙な感情とその後の揺れ動きなどの方が面白く読めたりしました。 本書に収められた観戦記は時間軸的には古いものから新しいものと様々ですが、 リアルタイムで観てないもの、記憶がないものも まるで旅行記のように楽しく読ませてしまうは、この著者のひとつ真骨頂と言えるでしょう。 リアルタイムで読めない観戦記集作品集「沢木耕太郎ノンフィクション」において「観戦記」というカテゴリーで編纂することに異はない。だけれど単にコレクションとして蒐集するならまだしも、最初から最後まできちんと読み切るという行為をした場合、記憶が風化した彼方にある「観戦記」をどのように読んだら良いのだろう。たとえば、ぼくが物心つく前に日本で初めて開催されたF1グランプリの風景。とっかかりがないものだから流して読んでしまった。最後に収録されている2002年のワールドカップの模様もけっこう忘れていることが多いことに気づく。全集に収録される書簡集みたいなものだと割り切って、沢木耕太郎の文章なら何もかも読んでおきたい、という人にはおすすめできるだろうか・・・・・・。 |