天気待ち―監督・黒澤明とともに

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天気待ち―監督・黒澤明とともに


文藝春秋

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発売日: (2001-01) アマゾン売上ランキング: 301464 位
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黒澤という名の太陽
 黒澤明って、知れば知るほど、日本独自の天才だなって思う。ハリウッドでは映画はプロデューサーのものであり、黒澤が尊敬してたジョン・フォードでさえ、映画の編集権はプロデューサーのダリル・F・ザナックが握っており、名作「荒野の決闘」もザナックが編集したおかげで、名作になったとの説があるぐらい。だから、黒澤が「トラ!トラ!トラ!」を降板したのも仕方がないことではないかと思う。
 著者は黒澤が最も信頼したスタッフの1人、野上照代氏(山田洋次監督の次回作の原作者でもある)だからこそ書ける日本型天才黒澤明の撮影時における裏話が、面白い。
 「羅生門」から最後の「まぁあだだよ」までに関わっているので、黒澤明との関わり方がすごい。「影武者」の勝新太郎降板から「乱」での武満徹との軋轢までの、当事者ならではのエピソードが面白いです