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容疑者Xの献身 |
| - 文藝春秋 価格 ¥ 1,680 | |
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容疑者Xの献身文藝春秋 価格(new/used): 1,680 円 / 554 円 より 発売日: (2005-08-25) アマゾン売上ランキング: 803 位 単行本 / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 270件 純愛を迷い無き文体で著者の文章は文学的な手の込んだ比喩表現(回りくどい言い回し)をしない分、スピード感があり情景がイメージしやすい。当方にとって本書が著者の作品初となるが、読み始めからそのような印象をもった。 内容もテーマとなるトリック・純愛ともに文句なしに素晴らしく、終盤は畳み掛けるように泣かせる上手さは見事。著者の別作品も是非見てみたい。 泣けるミステリー推理小説はまずトリックありきで描かれ登場人物が平板に なることが間々ありますが、東野さんの小説は人物が立 体的に生きており、普通のヒューマン小説として読んで も心にくるものがありますね。 この「容疑者xの献身」も、推理小説というよりも 泣ける純愛小説として、おもしろく読むことができました。 天才数学者の石神の一途でひたむきな生き様には、シンパシー を感じます。ラストでの石神と康子と号泣は、それまで交わる ことのなかったふたりの心が、初めてひとつになれた瞬間だった のかもしれません。本当に素晴らしいシーンです。 ただ個人的に残念なのは、映画版のキャストです。 石神役が堤真一って・・・・ 原作の石神は誰からも愛されずに、また誰も愛さずに生きてきた 不細工な孤高の天才という設定です。あの外見だからこそ、 人生を賭けた一途な愛が引き立ち、感動が深まるのではないでしょうか。 映画はまだ観ていないのでよくわかりませんが、それにしても堤真一は ・・・・・色男すぎますよ。温水さんあたりがリアルなキャスティング のような気も。どちらにしても小説を読んで感動した気持ちを陵辱され たくないので、映画版はなるべく観ないように心がけたいと思います。 感動東野ワールドのすごさは健在ですね。サスペンスの中にも愛があると言うか、とてもおもしろい展開にいつもワクワクさせられます。単なるオカルトやストーカー、そしてオタクものでもなく、このすごさはどこからくるのでしょうか?東野さんのすごさはラストのオチにあるのではなく、話の途中にある心理描写です。男の愛を感じました。これからも作品に期待したいです。おすすめの一冊です。 まさか推理小説で泣かされる事になろうとは…まさか推理小説で泣かされる事になろうとは…。 いい歳して…いや、年配だからこそ分かる犯人の‘純粋さ’がそこにはあります。 期待しすぎてしまいましたこの作品を根底で支えている面白さは、天才たちへの憧れかな。もちろん想像を超えたトリックの凄さもあります。全く予想できませんでした。伏線もうまく張られています。ただ、難点をいえば、細部が練られていなくて残念です。石神は何故靖子親子に肩入れをしたのか。作者の説明では納得できません。もう少し人間を描いてくれればうれしいのですが。もし、天才は皆こうなんだよといわれてしまうと、なんだか味気ない気がします。それと、刑事の質問にたいして、大学図書館の司書が、湯川先生が閲覧していたものを答えるシーンがありますが、これには不自然さを感じました。相手が刑事だろうが、総理大臣だろうが、職業倫理上、司書は絶対に答えないと思います。特に湯川先生が勤めているような大学の図書館ならなおさらです。まあ、そもそも刑事が大学の先生に私的に助言を求めるというのもあってはならないことなので、それを言ってしまうとエンターテイメントとして成り立たないかもしれませんが。いくつか気になるところがありましたが、トリックで一本取られたので、星は4つにしました。 |