サンタのおばさん

- 文藝春秋 価格 ¥ 1,400
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サンタのおばさん


文藝春秋

価格(new/used): 1,400 円 / 1,200 円 より
発売日: (2001-11) アマゾン売上ランキング: 77898 位
単行本 / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 12件

絵本みたいですね
これは、大人の絵本でしょうか。
面白かったです。
東野圭吾氏らしいショートストーリー
名前のごとくクリスマスのお話です。絵本というよりは、大人向けのショートストーリー。
サンタ協会に各国のサンタが集まって決めることって?本には書かれていないのに、読んだ後にクリスマス以外のサンタの日常を想像してしまう、心温まるお話です。
ちょっと星新一を思わせる、でも日本の現代っ子事情やサンタへの夢をちょっとブラックに差し込むあたり、東野圭吾氏の面白さを感じられる一冊でした。
差別や父性・母性の役割に対する考えが、サンタとクリスマスというテーマでやわらかく上手く表現されているので、クリスマスの童話として子供に読んであげるにも良いと思います。
東野氏からの子供たちへのメッセージ
本書では、12カ国のサンタが集まるサンタ協会を舞台に、人種差別、父性が軽んじられていること、日本でのゲームの流行などの社会問題などが議論されます。
これらの社会問題は、大人は、常識的には知っているが、子供に対してうまく伝えられていないかもしれない。本書を子供に読んでもらう(あるいは読み聞かせる)ことによって、子供たちにも、これらの社会問題をうまく伝えられるのではないでしょうか?
本書は、クリスマス、サンタクロースという子供向けの題材を使った東野氏からの子供たちへのメッセージではないかと感じました。

また、杉田比呂美氏の絵もとてもかわいかったです。
サンタは心♪
読んでいて耳の痛い箇所もあった。私たちは物事を固定観念で捕らえすぎていないだろうか?物事に100%の決まり事はないのだ。なぜサンタになりたいのか?語られた理由はちょっぴり切なく、サンタたちの胸を打つ。どんな容姿のサンタがプレゼントを運ぶかではなく、どんな心を持ったサンタが運ぶのか、その方がずっと大切なことだと思う。
可愛いいイラストに、深く考えさせられる内容。是非ご一読下さい
男女の違いについての議論もそうですが、各国代表のサンタが各国の事情もふまえながら意見を言う状況で、国の違いを面白可笑しく垣間見る事ができました。 特に日本のサンタが他の国から意見を言われている場面。少しの批判と皮肉が妙に納得。
翻訳して外国人の主人や友人達にも読ませてあげたい、と思った作品でした。
子供達にはどううつる作品なのでしょうか。大人の偏見、皮肉、国の事情を自分なりに学んで欲しいと思いました。 大人ならば、ものの20分ほどで読み終えてしまう本ですが、考えさせられる本です。
最後に主人公の現実での幸せが読者を「ほんわか」した気分にさせます。 女サンタから読者へのクリスマスカードを見つけて、何だか良い事ありそう、と思ったのはきっと私だけではないはず。。。