グッドラック―戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ...

- 早川書房 価格 ¥ 945
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グッドラック―戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)


早川書房

価格(new/used): 945 円 / 107 円 より
発売日: (2001-12) アマゾン売上ランキング: 9524 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 32件

前作とは別物
 本作は、場面描写より会話が多く、思弁小説の性格が強い。無口だった零が雄弁になり、行動で示すより言葉で表現している。ストーリーはつながっているが、前作とは別物ととらえた方が楽しめる。
 本作で語られるのは、ジャムとは何かではない。ジャムという不可知な存在を語ることを通して、人間とは何かということに迫っている。当然、哲学的になる。答が簡単に出るはずもない。そこにただいることを、当たり前のこととして受け止めるしかないのだ。
 雪風と零は、空高く飛翔していく。思弁の果てには、やはり行動しか残されていない。
OVAとは全く別世界・・・
OVAをチラっと見て、ちゃんと内容が知りたくて、
最初に読むべき(改)より先にこちらを読んでしまいました。

作者の方も全然知らないので、あまりの文庫本の厚さに一瞬怯んだのですが、
一気に読ませてしまう作家の力に感服いたしました。

これは「SF」の名を借りた「自分本位な人」への啓蒙書です。
コミュニケーションとは何なのか、言葉とは何なのかということを、改めて考えさせられました。

続きが読みたいような、このままにしておきたいような、不思議な読後感です。
そりゃ無いよという終わり方
前作を読んだ人なら、まず間違いなく手に取るだろう続編です。
前作を読んでいないと、話が通じないのでお気をつけ下さい。
さて、肝心の本作ですが、前作のスピード感あふれる現在形を多用した文体から、ジャムとFAF、零、雪風を内面へ深く分け入る落ち着いた物語運びになっています。
全編を通して大きな一つの物語になっており、じっくりと読ませてくれますが、いよいよこれからという肝心のところで話が終わってしまいます。
早く続編が読みたいです。
「新種の複合生命体」
OVAで「雪風」に興味を持たれた方に、ぜひ読んでほしいです。
描ききれていなかったことがたくさんありますよ。

たとえば、「新種の複合生命体」という言葉。原作では、
自分が生き残るため、共闘するパートナーをいつでも犠牲にしうる、
そういうせめぎ合いの果てに生まれたものとして、
深く描写されています。

主人公である零も、原作ではどんどん変わっていくのに、
アニメではほとんど変化なし、でしたね。

機械と人間の関係にしても、ジャムとの戦いにしても、
人間の想像を越えるスピードで事態が進んでいく、
この緊迫感はすごいです。
とくに終盤の展開は圧巻です。

物語はこれからです。
続編熱望します。
俺には関係ない、
と思ってました。
アニメを最初に見た時も、「絵は綺麗。まぁまぁの出来」
くらいしか感じませんでした。その後、本作を(「改」と合わせて)
借りる機会があり、1000ページ、一気に読了。人とは? 機械とは?
軍とは? 妖精の魔法にかかったかのように、引きずり込まれました
(アニメ版が辛くなるくらい)。冗長な続編という意見もありますが、
私はグッドラックこそが本編に思えます。続編希望! 待ちますよ〜。