マグノリアの海賊―グイン・サーガ外伝(9)

- 早川書房 価格 ¥ 546
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マグノリアの海賊―グイン・サーガ外伝(9)


早川書房

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[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 2件

イシュトヴァーンが王になる証
『マグノリアの海賊―グイン・サーガ外伝(9)』です。
イシュトヴァーンが若い頃、海賊をやっていた頃の話です。宝島の財宝を探す途中で立ち寄った島でのエピソードということになります。
この話の舞台がマグノリアの花が咲き誇る南の島、ということもあって、海賊とはいっても殺伐とした雰囲気はなく、どこか牧歌的ですけど。

ヒロインが三人登場します。踊り子ナナ、大公の娘シリア、シリアの護衛ルネです。この三人との三様の恋模様が美しく描かれています。
この三人がよく描かれていていいです。大公の娘である故に自由な恋愛もできないシリア、護衛として自らの女性的な部分を見つめようとしないルネの葛藤が印象的でした。
そして最後には、イシュトヴァーンはナナにアレを渡します。
本編の中で幾度も言及されているアレです。

ミュージカルにもなっていますが、内容的には、ミュージカルになることを前提として書かれたのかな、という感じも受けます。でも、普通に青春恋愛小説として、グインサーガの外伝として楽しめる作品です。
一応ミュージカルになってますね
今は極悪非道を地で行くイシュトバーンの若い頃のお話。
てか本編でもまだ20代前半だしぃ。・・・まぁ10代の頃の話っすね。
まだ可愛げが多少あるイシュト・・・やっぱこっちの方がいーなぁ。
まぁ博愛主義者な感じのイシュトの話だけあって。
悲恋って感じで涙ボロボロって感じよりはなんかさわやかさが漂う作品になってます