ハイペリオン〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)

Dan Simmons - 早川書房 価格 ¥ 840
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ハイペリオン〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)

Dan Simmons
早川書房

価格(new/used): 840 円 / 202 円 より
発売日: (2000-11) アマゾン売上ランキング: 22521 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 20件

4部作の幕開け
 長大な4部作の劈頭を飾る秀作です。この作品の場合、ほどよい長さの連作中篇集といったおもむきですが、うまく書かれています。それにしてもいきなり雷鳴の中、宇宙船でラフマニノフを弾く領事、ですからね。この大風呂敷にはやられてしまいます。
 ただ謎を提示しただけで終わってしまうのでずるいといえばずるいのですが。その謎は「没落」でちょっと強引に解決されます。
他人のフンドシで相撲をとるダン・シモンズ
有名な作品であるが、分量が多くしかもこれで完結していないので今まで敬遠していた。
今になってようやく読んだが、やはり長すぎて疲れる。どうして欧米人は大冊主義
なんだろうか。

これ単体で完結していないので評価のしようがないのだが、読んでいてどうも
しっくりこない。ホラー作家が書いたのでしかたがないのだろうがSFを読んでいる
気がしない。オースン・スコット・カードに似た違和感を感じる。

文章自体はわかりやすく、くどいくらいに説明しているので裏読みの必要が無いのが
せめてもの救いだ。
Multiple
I've read this book many times over the years. It's always fascinated me because it accomplishes the story from many characters, a feat I haven't seen so effectively done in any other book. They're a likable lot as well. The story itself is nifty, with SF treats here and there, and the feel of the Shrike is unlike other alien lifeforms I've read about (though, I must say that in the later works development of this creature really detracts from it).
投げ出された読者の採るべき選択は?
この話をハイペリオンだけ読んで評するのは無理と言うものでしょうが、
怒りのやり場がないので、ちょっとここに吐き出します。
購入前にちょっとでも書評を読めばよかったのですが、上下2巻の大部の作なのに、
ハイペリオンだけでは全く落ちがついていません。年代記みたいなもので、
ハイペリオンだけで一応の片がつくのかと勝手に思っていた私としましては、
「そりゃないよ〜」というのが正直な感想です。
さて続きを読んだものかどうか。結末は気になるが、正直、経過が破滅的過ぎて
ハッピーエンド至上主義の私としては、読む意欲が...
この成り行きでノー天気に終わってもそれはそれでいやな気がするし。
この際、つまらなくても最後まで読むという信条は、お休みしようと思います。
オムニバス大作
SFというジャンルそのものを一冊の本に凝縮したメタ文学として絶賛されたが、
毛色の違う七つの中篇(長編と言ってもいいが)のオムニバス大作というだけで、
SFの全てをぶち込むというのは、ローダンシリーズがやっているのに、
なんでこうまで絶賛されたのか判らない。
ハイペリオンシリーズとして全7冊で刊行されていれば、
各々のエピソードにどれほどの独自性があるか、疑問に感じる。
SFへのオマージュとして、これの元ネタはアレかと推論する楽しみはあるが、
どこかで読んだようなエピソードばかりで、正直、読むのが苦痛でした。
読み終わるのが惜しくなる珠玉の一冊という評もあったが、
読むのに15時間かかったが、読んでも読んでも残りが大量にあって辟易した。
すぐ書評書かなかったので、今となっては、レイチェルの物語しか覚えていない(藁
若返り病のレイチェルの悲劇は胸を打つかもしれんが、
SFならではの奇病に侵された少女というと、
私はバクスターの「時間的無限大」のリゼールの方が可哀想で泣きました。
レイチェルが胎児に戻って精子と卵子に分解されるまで、
20年ぐらいあったと思うが、
1日が1年に加速されたリゼールには、老婆になって死ぬまで、たったの数ヶ月。
泣きSFが好きな人は「時間的無限大」を(アルジャーノンでも冷たい方程式でもいいけど)お勧めする。
残りの六つの中篇に関しても、代わりのお勧め作品を提示することが可能で、
中途半端に長い中篇というか、短い長編を七つ読む行為は、
効率が悪い気がする。
カットバック無しの15時間の超大作なら、それなりに作品世界に没頭すればいいのだが、
一冊の本で2時間ごとに雰囲気がコロコロ変わっては、私は興ざめした。