ダルジールの死〔ハヤカワ・ミステリ181...

松下祥子 - 早川書房 価格 ¥ 1,890
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ダルジールの死〔ハヤカワ・ミステリ1810〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

松下祥子
早川書房

価格(new/used): 1,890 円 / 1,350 円 より
発売日: (2008-03-07) アマゾン売上ランキング: 95848 位
単行本 / 通常3~5週間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 3件

パスコーの忠誠心に参った
ダルジールの死〔ハヤカワ・ミステリ1810〕 (ハヤカワ・ミステリ 1810 ダルジール警視シリーズ)

このシリーズはダルジール警視シリーズとなっているが、主人公はその部下の有能なパスコーである。
ふだんは上司をおちょくってばかりのパスコー警部だが、ダルジールが危機となるや、彼のもう1つの面が全開になる。
治安組織の官僚的な迷宮で、他人をスパイして回るパスコー(とはいえ遠慮しつつというのが彼らしい)、病院のベッドで号泣するパスコー、ダルジールの危機に、パスコーは冷静でつつましい日ごろの姿をかなぐり捨てて、捜査に猛進する。

それでもなお庭でお茶を楽しみ、パブで飲み食いする姿はイギリス的である。
衝撃的
このシリーズの愛読者にとって題名が衝撃的なのは勿論だが、中身も相当に衝撃的。
テロリズムと復讐の問題について、これほど真摯にミステリの領域で突き詰めた作品があっただろうか?
マンネリズムに陥りがちなシリーズ物が多いなかで、齢70を越す作者の意気軒昂さには頭が下がるしかない。ただただ傑作!
読まずにいられないでしょう
名探偵が死ぬ例はこれまでにもありますね、確かに。
さて、ダルジールの運命は?
これ以上は書きませんが……
心臓が止まるかと思いましたよ。
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