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「ニッポン社会」入門―英国人記者の抱腹レ... |
| Colin Joyce - 日本放送出版協会 価格 ¥ 735 | |
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「ニッポン社会」入門―英国人記者の抱腹レポート (生活人新書)Colin Joyce 日本放送出版協会 価格(new/used): 735 円 / 56 円 より 発売日: (2006-12) アマゾン売上ランキング: 4851 位 新書 / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 18件 裏ニッポン評価 (マジメと不真面目さの絶妙な混沌)海外在住の先輩が、世界一周経験のある恋人から「面白いよ」と 渡された本を、さらにわたしに「面白いよ」と薦めてくれた本。 この本は日本に14年住んでだいぶ「日本人化」してきた日本を愛する イギリス人記者が書いた本で、日本社会の特徴と、よさと、変な部分を 絶妙なジョークを交えながらつづっている本。しかも一気に読める。 東京の隠れた観光スポットや日本人も気づいていない楽しみ方、 言語の壁と落とし穴、母国との違い、具体的に色々と抜き出してここに 書き連ねたら本のほとんどをカバーしてしまいそうに面白いネタばかり なので、あえてしません。(あぁでも・・・いや、やめておこう。) 特に、海外文化に親しんでいる人には尚のこと「そうそう!!」と共感する ところが多いだろうけれど、そうでない人にも相当面白いと思われます。 新書です、薄いです、読みやすいです。なので、是非読んでみてください。 「一英国人が見たニッポン」を語るジャーナリストを通じて浮かび上がる英国人気質「外国人が『日本に長く居すぎてしまった』と実感するのはこんなとき」という日本在住米国人のジョークがインターネットで紹介されていますが、それと似た感じが本書にはありますね。ただ、同じニッポン観察を語るにしても国民性が現れるわけでして、本書はまさに英国人の独特の視点とユーモアに溢れています。 特に「イギリス人をからかおう」の章は、まさにBritish Humor("wind-up")ですね。日本の散髪屋のマッサージ・サービスを受けて不思議に思った外国人に、本書のジョークを真顔で言ってみたいですね。(^o^) 僕もロンドンのホテルで、真顔でからかわれた経験があります!(僕:「えっと、この絵葉書に切手貼って、投函しておいて下さいますか?」、フロント:「(凄くまじめな顔で)うーん、100ポンドですな!」) 食文化について語る章も必読です。「生きるために食べろ。食べるために生きるな」という英国の格言があるという下りを読めば、なぜ英国で泊まったホテルのレストランには満足できなかったのか合点がいきました。ただしビールと紅茶は英国が良いに決まっています。ベルギー人に日本の大手メーカー3社のビールのテイスティングをしてもらったことがありますが「違いが分からん!」とのこと。(ちなみに彼によれば「バドワイザーはビールとは違うジャンルの飲み物」と言ってました。"発泡酒"と同じ扱いでしょう(笑)) 「日本語のどこが難しく、どこが面白いと思えるか」というネタは日本在住の外国人との会話のキッカケに使えそうです。「イギリスに持ち帰るべきお土産」の章を読むと、原宿の"オリエンタルバザー"以外でも日本的お土産がお手軽に買えそうだ、という発見があります。(オリエンタルバザーはオススメのお土産スポットですが) そんな訳で、どの章を読んでも「日本再発見」があります。オススメです! 実はよくできたイギリス人論です(お勧め)文句なく、面白かったです。 日本社会に暮らす外国人視線がよくわかりました。 すごく批評的に日本社会を見ていて、 そこはジャーナリストだなあと思いました。 (ちょっと日本人に優しすぎる気配もありますが) 意外にも本書で一番面白かったのは、 日本社会論ではなく、 「イギリス人とは」です。 本書、実はイギリス人に親しめる内容です。 著者は日本を語りながら、 実はイギリス人論を饒舌に語っています。 そこが本書面白いのです。 特に9章。「イギリス人をからかおう」 イギリス人ってこうなの?という発見があります。 中身は(かなり)くだらないのだけれど、 オチの必ずあるアメリカンジョークとは違います。 ここまでやるんですか?と。 日本でこれやったら友達なくしますよ。(笑) 従って読みどころは9章かと。 このブラックな感覚を理解できれば、 特に報道などでしばしば見られる、 「信じられない」日本に関する報道に寛容になれると思います。 最後にやはり02年のワールドカップ、札幌のイギリス×アルゼンチン戦は、 日英にとって重要な出来事だったと実感しました。 お勧めです。 東京再発見よくある「外国人による日本社会の批判や風刺」かと思ったがそうではなかった。 日本に15年以上住んで、いまや仕草や言葉の表現に日本人特有の癖が現れてしまったりもする、イギリス人著者によるエッセイ。 イギリス人として日本を批判するでもなく、日本に肩入れしすぎるでもなく、どちらにも公平な視点で書いているのが好感持てる。 著者の好きな東京散策のコースの記述は、日本人もなかなか行かないだろうと思われる場所で、自分も訪れてみたくなるような魅力に溢れている。 「デイリー・テレグラフ」の東京特派員として日本人社会の姿を真剣に書いても、デスクの独断で(彼らには奇妙と思われ、いかにも読者が面白がりそうな)事柄を殊更に強調し、果ては記事の意図を歪曲させられてしまう、という箇所については、なるほどなあと思った。外国人が日本について変なイメージを持ってしまうのは特派員ばかりのせいではないのだ! タイトルのように「抱腹」というのではないが、著者の日本に対する温かい眼と誠実さが伝わる良書であると思う。 日本に住んでいる外国人から見える日本、誤解される原因「納豆は平気ですか?こう尋ねられるのはもう十回目だ」。笑ってしまった。たぶん、私はいろいろな外国人に過去のべ十回以上この質問をしている。 日本の電車の時刻が正確なこと、きちんと行列に並んで、混雑していてもみんな行儀よくしていること、食べ物へのこだわりなど、外国人は一様に驚く。経験上、ここに書いてあることは、かなり多くの外国人に共通している意見なので、日本にいる外国人がこの国をどう見ているか知りたい人には一読の価値があると思う。 多くの日本人が誤解している点についても本書はうまく突いている。私の経験でも、イギリスと日本が似ていると思っているUK出身の人には確かに会ったことはないし、漢字を除くと日本語が他の言語より特別難しい言語だと思っているのはほとんど日本人だけのようだ。精米した白米がなぜパンより体にいいのか論理的につじつまがあってないと思っている外国人もこの人だけではない。ちなみにこれに加えて、特にアメリカ人の場合は、値段に比べて出てくる食事の量が少ないことに強い不満をもっている。彼らが食いすぎなだけなのだけれど。 一方、ヨーロッパ出身の人とサッカーの話が出来るようになったのはここ15年来における日本人の最大の進歩であることには強く同意する。アメリカ人は依然日本に来てNFLの話がほとんど通じないのを残念に思っているみたいだけれど。 欧米で、どうしてこんなに日本についての偏った間違い記事が多いのかについて、かねてから疑問だったが、本書を読んでその理由がわかったことは個人的に収穫だった。その部分だけは笑って読み飛ばすことはできなかった。 |