フリーズする脳―思考が止まる、言葉に詰ま...

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フリーズする脳―思考が止まる、言葉に詰まる (生活人新書)


日本放送出版協会

価格(new/used): 693 円 / 239 円 より
発売日: (2005-11) アマゾン売上ランキング: 3205 位
新書 / 通常4~5日以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 38件

なるほどと思う部分が多い
 本書は、現代人の生活習慣は「自分の脳を使っていない」あるいは「使い方のバランスが悪い」状態になりやすく、そのことがボケの原因となりがちであると説明している。

 たとえば、(1)パソコン、インターネット、携帯電話、カーナビなどの便利な道具に頼ってしまう、(2)上司になると、これまでのように脳を使わなくなる、(3)妻など家族がついつい助け舟を出す、(4)生活や仕事がパターン化しすぎて、まるで「うわの空」状態で脳を使わずに行動する、などなどである。
 また、(5)コンピュータで仕事をする人のように偏った脳の使い方をしている人も危ない、と説明している。
 
 読んでいて、なるほどと思う部分が多々あり、ときどき読み返して生活習慣を改めていこうと思いました。良書だと思います。
脳を意識的に使いましょう
言葉に詰まるとき。本の内容やネットの書き込み、相手の意見をそのまま
受け入れているとき。最近多いと思いますが、脳が「フリーズ」状態です。

「フリーズ」から再起動するために、脳を意識的に使いましょう、と本書は
提言します。

意識的に五感で感じたり、問題意識・関心を持ったりすることを通じて
脳を使う。また、感情的になりすぎると「フリーズ」するので注意する。
まさに脳の自己管理が大事のようです。まずは、受け入れる前に一旦
「これは正しいの?」と問いかけることから始めてみますか。
自分の物忘れを「まぁいいや」と言ってしまうようになったら、即読むべし!
非常に”ドキリ”とさせられる内容です。
「脳はボケるようにできている」
という冒頭の言葉に、まず興味を引かれました。
ボケは老化現象の一つとして、避けられないものと思っていましたが、
"環境の中に脳をボケさせる要因があり”、”努力をしていなければ、人は簡単にボケます”
という点、いくつかの例で説明されていくうちに、なるほどと思えてきました。

読みながら、自分に思い当たる節がいくつかでてくることと思います。
 ”みんなが笑っている時に笑えなくなる”
 "新鮮に感じることを持っているか”
 ”日本にいながら時差ボケを起こしている”
 "思い出す努力が「検索する」に代わっている”
 ・・・・
私は、特に第七章の「クリエイティブな能力を失うとき」が印象に残りました。
忙しい人が「充電期間」をとることが、脳機能にたいしてマイナスに働くというのは、
思いもしなかった指摘でしたが、確かにボーッとしている時に良いアイデアが浮かんだ経験はありません。

日常の一こまが”ボケ”につながってくるイメージは、決して楽しいものではありませんが、
日常の簡単な心がけで、ボケに対処できそうな気がしてくるのが、本書の良さだと思います。
1日1時間走れ!
これだけボケやうつ病患者が増えるのを見ると、我々のストレス社会に原因があることは容易に想像がつく。本書を読むと「フリーズする脳」は結局、自然の摂理に反する我々の社会に影響を受けていることを理解できる。著者は細かくパターン分けをした後、ケース・バイ・ケースの悩みに答えている。しかし、脳を元気づけるのは、考えてみれば、一日の限られた時間の中で、いかに人間らしく生きるかに尽きるのではないか。早朝1時間ジョギングしたり、フィットネスクラブで汗を流す・・・といったことで案外「フリーズした脳」は回復するはずだ。これは自分の体験から言えることだ。生活の改善を考えている人には非常に役立つ本と言えよう。
便利な道具を今一度見直す
定年退職や若年無職で、一日中好きな音楽を聴いたり、好きな本を読んで過ごすのは、人がボケていく典型的なパターン。思考系が衰え、感情系の奴隷のような人になっていく。最終的に何もしない人になる。
ネット依存でいては、「やる気」を失い、意思的・計画的に行動する力が落ちて、何をするのも反射的・受身になっていく。
インターネットのお気に入りにただ追加するのではなく、フォルダを作って階層化し、何度も見直して整理すること。
検索機能に依存していては、知ってることの意味が変わり、「ネットで調べれば分かるよ。」というような会話で終わってしまう。本当は知らないのに、知ってると思い込んでしまう。
パソコン、カーナビなど便利なものが、人間の能力を鍛える機会を奪ってしまっている。
インターネットを使うすべての人に、心当たりのありそうなことが一杯書かれています。