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映画を見る眼
小栗 康平
NHK出版
価格(new/used):
1,575 円 /
1,298 円 より
発売日:
(2005-06-25)
アマゾン売上ランキング:
63516 位 単行本 / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5
/ 総数: 2件
映画の見方は知っている必要がある。
映画のレビューを書いていて、ほとんど書けない事に気づいた。 自分の中でブックレビューは簡単なんだけど映画のレビューは事のほか難しいな。 何故だ?って思っていた。「映像が作られたものであること、映すという行為には映像としての「言語」があること、これらをほんの少しだけ踏み込んで考えればもう少し整理できるのに、それが出来ていないのです(p25)」 映画を観て、ストーリーが面白い、女優が美しい、音楽が良い。 評価は個人のマップによるわけだけど。 前提として、映像は作られたものであるということ。 しかも平面上に表現されているということ。 そのために様々な工夫がされているということ。 本人が監督した作品。 「泥の河」「眠る男」「埋もれ木」等を題材にして映像の見方を丁寧に解説している本。
映画を映画で教育する
最新作「埋もれ木」の発表を経て、日本映画の巨匠の地位を確立した小栗監督は、本書の中で映像の問題を本人の豊富な知識と世界的な視点で捉えられています。「映画を見る眼」は同時に「映画の在り方」を唱えてます。映画制作の背景(シーン構成や編集の技術等)を小栗監督の作品を例に出しながら説明していきます。一方で、ハリウッド映画から生まれた映像の一元化、教育の欠如が及ぼした映像に対する「眼」の単色化等の問題を掲げ、映画の普遍性を唱えます。また、最近の映画制作の傾向を読み、今後の制作の可能性を小栗監督の視点で教えてくれます。デジタル(TV)技術とアナログ(フィルム)技術の融合性を「埋もれ木」で積極的に取り入れ、成功を遂げた監督は、今後の作品で最も注目していきたい映画監督の一人です。
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