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ジンメル・つながりの哲学 (NHKブック... |
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ジンメル・つながりの哲学 (NHKブックス)NHK出版 価格(new/used): 1,019 円 / 400 円 より 発売日: (2003-05-01) アマゾン売上ランキング: 125666 位 単行本 / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 9件 ダメ、絶対 漠然とし過ぎていてなにも伝わってきませんでした。 暇つぶしにはなりますね。 残念な一冊です。 良書である。現代の人間関係の希薄化から起こる問題をジンメル研究者の視点から説いている。まず、非常に整理されていて読みやすい。というのも、ジンメルは難解だが、著者の何とか今の時代に役に立つようにとの情熱が一つの意志となりここまでわかりやすくなっているのではないかと思われる。その意味で著者の熱意も伝わってくる本である。 最後に著者は未だ自我を獲得できずにいる若者に向けて、伝えるための建設的な努力からちいさな喜びを糧にがんばりないさい。というような事を言っておられます。その意味で本書は若者に向けた実践的努力への人生指南書といった色合いが濃く、とくに現代の若者は呼んで損のない内容だと思いました。ジンメルを学びたいかどうかはどちらかというと二の次的な感じがしました。 社会学からの「ほんとうの私」「社会学」(ジンメル)を読む前の序論的な本で、読みやすい。 また、同時代のヴェーバー、デュルケーム、ミードの話も出てくるので、社会学の入門書としてもお勧めである。また、そのことが社会学への関心をより一層深めることができる。 さらに、面白いのは、役割としての自分と個人(個性)としての自分のギャップについても書かれており、心理学の視点とは別の視点から「ほんとうの私」を考えることは、社会生活を営むということは、どういうことなのかをも包含する考え方でもあり、一つの生きる知恵を与えられたようなき持ちになる。 手ごろな大きさ、ページ数もお勧めである。 自分の生き方の了解プロセスに深く関係させながらジンメルを紹介している労作社会学者ジンメルの考え方を、自分の生き方の了解プロセスに深く関係させながら紹介している労作。1858年生まれのジンメルはウエーバーと同時代の生の哲学者でもあった人。 社会を個人の心(主観性)と社会のつながりの中で捉える視点には説得性がある。しかし、そこに”学”とつくと客観性が必要となるが、ジンメルはそれを支える基本概念を提出しているとのこと。その代表的なものを挙げると、「社会的相互作用」、「橋と扉」、「前提としての大衆の成立」、「SachlichとPersolich」、「実存を支える社会」、「信頼の定義」、「秘密の定義」、「社会的分化」、「貨幣の定義」などなど。 それらの内容についてはあらかたこの本で紹介されているが、それにより社会の現象をどのように説明し、予測し、それが的を射たものであったかについては、ジンメルの本を読み、歴史的考察と現代の状況解析を自ら行うことによってしか得られないのだろう。 温もりのある社会学の入門書自分らしさとはなんだろうか。社会と自分とはどうやってつながっているのか。どうやったら、他人と、組織と社会とうまく折り合いをつけることができるのか。 誰もが感じたことのある、こうした感触を手がかりとして、著者は「個人」と「社会」とが相対する現場の緊張感や疎外感をジンメル社会学を通して読み解いていきます。 前半は、社会学になじみのない人向けの平易な導入部で、どうして社会学が学問として成立しなくてはいけなかったかという記述が興味をそそります。 中盤ではジンメルの<相互作用論的社会観>を軸に、個人がどのように「社会」を形成するのかを「自分らしさ」「自分と他人とのつながり」というキーワードを通して描いていきます。この部分だけのためにも一読の価値はあるでしょう。終盤では闘争、秘密がかえって社会性を高めるという一見矛盾した現象や、ジンメルの貨幣論が短く紹介されています。 ジンメルに宛てたラブレターであるかのように、著者の心酔は文章からもよくわかります。そのせいで、どこまでがジンメルの紹介で、どこからがジンメルに触発された著者の視点なのか判別しづらい点があるのもたしかです。しかし、ジンメル体験を通して読者と<つながろう>とする著者の暖かい文章が、こうした些細な欠点もこの本の魅力に変えているといえます。 |