子どもに伝えたい「三つの力」―生きる力を...

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子どもに伝えたい「三つの力」―生きる力を鍛える (NHKブックス)


日本放送出版協会

価格(new/used): 1,019 円 / 1 円 より
発売日: (2001-11) アマゾン売上ランキング: 128804 位
単行本 / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 10件

有用
抽象的な能力と具体的な能力の間に中間項として、子どもが身に付けるべき三つの能力をサンドウィッチ構造で提案したのはわかりやすくて納得した。この著者のナントカ力のオンパレードというのは単なるひらめきのようでいて本質を突いているのであった。
まさに斎藤流!
斎藤孝教授らしい本です。

昨今、文科省の方針で「生きる力」の養成が学校教育で重要視されている。筆者はその概念自体は否定せず、その抽象性を否定している。もう少し具体的で、かつあまり具体的になりすぎないものとして、本書のテーマである<三つの力>を提案している。

<三つの力>とは、コメント力、要約力、そしてまねる盗む力である。これを身につけることが生きる力につながることを説いている。
文科省の方針を批判して終わりの書物はよく見かけるが、斎藤さんは、そこから自分なりの考えや代替案を提示し、それを実践しているところが素晴らしいと思う。

また、この本は、<三つの力>が中心に据えられているが、それだけではない。<三つの力>を根底にした、授業案の立て方、また読書の重要性も説いていて、特に現場教員にとっては意義深いことが多く書いてある。
熱い気持ちと実践的理論を持った教育者
 教職につく人にとっては無視できない人の一人であることは間違い
ないでしょう。
抽象的なものと具体的過ぎるものとの間のものとしての「3つの力」を提案しています。
 私がこの本を読んで一番良かったことは、授業の受ける側の立場から見ていた視点
が、伝える側の視点にも開けたということです。単に受ける側だったものがこの本によ
って本質的に捉える視点を知り、多くのことを考えさせられました。
 Webサイトなども参考にすると面白いかもしれません。
生涯使い続けるチカラ
三つの力をバランスよく磨くこと大切さは、
おとなという年齢になっても大切なものである
と思います。

斎藤氏の主張する「コメント力」が特に他の著書「質問力」
などにもつながる考え方であると思うのであげておきます。

このコメント力とは、
本を読んだり人の話を聞いたりして、
それを要約し、自分なりの考えを述べ、
質問するというような力です。

自分たちが日常で行っている「聞いて、話す」
というコミュニケーションの基本的な姿勢について、
具体的な事例を挙げて言及しています。

コメント力を鍛えるためには「メモを取る」力が
大切であり、たとえば講義中などは聞きながら、
質問内容を考え、メモをするなど実際の訓練についても
ワークショップを通じた実践事例なち?を書いてあります。

それぞれの力には、
スポーツ選手や落語家の例などいわゆるできるひと、
達人の例を出しながら、説得力のある証明をしています。

そういった方が提案する
教育や学びについては生涯使い続ける
力の基本があるようにおもいます。

根本的なところを見出しています
本書の素晴らしいところは、表面的ではなく、本質的なところを見ている点にあります。大切と考えている事を「三つの力」として纏めていますが、それぞれその本質的部分を見出し、それを具体例や比喩によって繰り返し説明しています。単なるハウツー本であれば、ポイントだけは列挙するものの、その理由が判然としない事がよくありますが、本書に於いてはその様な事がありません。

社会生活を送る上で必要とされる力が何であるか、本質的に考える良書と思います。