近代絵画史―ゴヤからモンドリアンまで (...

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近代絵画史―ゴヤからモンドリアンまで (上) (中公新書 (385))


中央公論新社

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副題にご注目
副題にご注目いただきたい。
近代絵画はゴヤから始まったのである。
TVCMが、近代絵画の父セザンヌなどというふざけたことを抜かしていたが、
高階大先生によれば、セザンヌは20世紀美術の父である。
印象派に洗脳されかかったが、セザンヌとゴーギャンは、色彩効果のみに囚われず、
新しい形態を追求した。
光の効果の再現にしか興味が無い印象派の知的レベルの低さを、
この本読めば理解出来ます。
印象派と訣別したセザンヌとゴーギャンは近代絵画と言っていいが、
モネは実は中世思考というか、表現方法が新しいだけで、
その心や知性は古代人と同一である。
絵に深遠な魂の感動が篭ってない印象派の絵画に感動する奴らは、
象や猿の描いた絵でも感動出来るであろう(藁
近代絵画史の入門書の代表
近代西洋美術について、とにかく何かを知ろうとしたとき、いまは職を退いた旧国立西洋美術館館長の高階秀爾を無視することなど到底できない。その入門書として、あるいは当時の日本における西洋美術研究の最先端の結晶としてこの本がある。日本の西洋美術研究を常にリードしてきた氏の論考は、例えその研究が時代の錆を蒙ってしまっていたのだとしても、いまもなお新鮮な感動、新たな発見、そして美術を楽しむというその驚きを提供し続けてくれる。入門書として、そして美術研究を志す者にとって、本書はある種の感動をともなって読まれるに違いない。「美術史」という枠の解体が叫ばれて久しいが、それでもこの書は燦然と輝く美術史の古典なのである。