日本語の手ざわり (新潮選書)

- 新潮社 価格 ¥ 1,050
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日本語の手ざわり (新潮選書)


新潮社

価格(new/used): 1,050 円 / 420 円 より
発売日: (2005-05-24) アマゾン売上ランキング: 260879 位
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わかりやすくなった石川九楊
彼の持論「二重言語国家日本論」の概説版。
NHKでの連続講座のテキストをベースにしているせいか、ですます調でわかりやすい。というか、著者もだんだんメジャーになってきて、あの独特の晦渋さで力まかせに自説を唱える必要が薄れ、その分肩の力が抜けてきたのか。
それでも、こじつけ・牽強付会とおぼしき主張多く(そこが面白いのだが)、主流派アカデミズムから厳密な検証をされると、耐えられるかな、という感じあり。
在来の言語学は、ラテン語・英語・仏語等のアルファベットを使う同根言語観の分析には使えても、縦書きアジア言語の世界では無力だ、というかれの主張は的を得ている。
ところで、パソコンとカラースキャナーを使って、対面しなくても「手とり足とり」大先生による書道の指南が受けられるようになってきたそうだが、石川氏はなおパソコン亡国論を唱え続けるのだろうか。