やさしく極める“書聖”王羲之 (とんぼの...

- 新潮社 価格 ¥ 1,680
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やさしく極める“書聖”王羲之 (とんぼの本)


新潮社

価格(new/used): 1,680 円 / -- 円 より
発売日: (1999-03) アマゾン売上ランキング: 64982 位
単行本(ソフトカバー) / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 3.5 / 総数: 2件

手軽で中身の濃い一冊
台北の故宮博物院で見た《快雪時晴帖》も真筆ではなく,複製だと考えられていることにショックを覚えたことが懐かしい・・・。
それはともかく,王羲之の書の味わい方を,これほど簡潔に,これほど具体的に説いた本は,ほかにないように思います。
「トン・スーの二折法」と言われるままに豊富な図版を眺めていると,今まで経験したことのなかった書の鑑賞法を身につけたような気分になれること請け合いです。
中国書道史のダイジェストでもあり,手軽な(とんぼの本シリーズ)割りに中身の濃い一冊としておすすめできます。
図版は素晴らしい
図版はカラーが多く、写真・印刷も良く、しかも代表作を要領よくピックアップしてある。書作品の草書や行書が活字化してあるだけでなく、可能な限り現代語訳してある。しかも、その活字と現代語訳が図版のすぐそばにつけてあるのは、とても便利である。
本文はインタビュー形式で書かれているが、ひょっとしたら本当にインタビューを起こしたものを,まとめたのかもしれない。思いつきで漏らしたような不思議な意見、証拠に基づいてすぐ反論されそうな不十分な見解がゴロゴロでてくる。「草書を少しゆっくり書くことによって生まれた行書」という箇所を読むだけで唖然としてしまった。「其」「無」などの草書体は行書と全く関係がないのをどう説明するのだろうか? 著者はアーティストで学者ではないような気がする。本文は無いほうがよかった。