男と女の家 (新潮選書)

- 新潮社 価格 ¥ 1,155
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男と女の家 (新潮選書)


新潮社

価格(new/used): 1,155 円 / 346 円 より
発売日: (1998-10) アマゾン売上ランキング: 64540 位
単行本(ソフトカバー) / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 2件

目からウロコが落ちる思い
「それでも建てたい家」の文体は好みが分かれるところだと思いますが、本書では同質の意見でありながらそれがしっかりとした根拠に基づくものだったのだなと再認識しました。設計とはインスピレーションではなく地道な作業の繰り返しなのではないかと思います。
この本の後に宮脇彩さんの「父の椅子 男の椅子」を読むと泣けます。
尋ねるわけにいかないが重要なこと
前書きから、本書が編集されたころには、宮脇氏が自らの最期を覚悟していたことがわかる。著者の行った講演を本にしたものなので、1章から5章にかけては「それでも建てたい家」と内容的に重複する部分も多い。違いは6章にある。排泄や性生活など、おおっぴらに語られることの少ないトピックが、データと共に取り上げられている。建築家が施主に面と向かって、「お宅のセックスは激しいほうですか」と尋ねるわけにいかないが、さまざまな要望をめぐる会話の中から、こういった生活も何とか読み取り設計に反映しないと、住み手にとって本当に快適な家はできないと著者は語る。「夫婦が住む家」という視点で、かなり踏み込んだ話があり、一読の、いや繰り返し読む価値がある。