オペラの時代に―歴史と名作を楽しむ (新...

- 新潮社 価格 ¥ 1,260
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オペラの時代に―歴史と名作を楽しむ (新潮選書)


新潮社

価格(new/used): 1,260 円 / 110 円 より
発売日: (1998-07) アマゾン売上ランキング: 412533 位
単行本(ソフトカバー) / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 3.5 / 総数: 2件

概説と体験
 著者はバス歌手としてヨーロッパでも長く活躍した人物。
 その体験を交えながら、オペラの歴史や有名作品のあらすじを紹介したのが本書。手際よくまとめられており、わかりやすい一冊となっている。
 モンテヴェルディからモーツァルト、ヴェルディ、ワーグナー、最後は『ポーギーとベス』まで扱われている。ただ、概説の部分はいまいち。むしろ、本人の体験が練り混まれている箇所が読みどころ。
 舞台上での失敗、どんなアリアが歌いにくいのか、出身国による歌手の性格の違いなど、なかなか貴重な話が聞ける。
オペラ歌手でなければ、書けないオペラの歴史
オペラの誕生史から始まり、社会・経済・科学技術等の影響のもと、発展していくオペラの姿を解説していく。その際、重要な転換となったオペラ作品を取り上げ、そのストーリーを説明し、最後は、現代におけるオペラの意義を語る。こう書くと、堅そうな内容になってしまいますが、著者の薬味の利いたオペラ歌手としての体験談がふりかけられ、舞台裏の逸話が強烈なスパイスとなり、読み始めると止まらなくなります。やはり、これは実際にオペラの舞台で歌っている人でなければ、書けないオペラ史です。