決断の条件 (新潮選書)

- 新潮社 価格 ¥ 1,155
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決断の条件 (新潮選書)


新潮社

価格(new/used): 1,155 円 / 239 円 より
発売日: (1975-06) アマゾン売上ランキング: 101626 位
単行本 / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 5件

深い洞察力
幅広い知識と深い洞察力によって
導かれた決断の条件。

決断の条件は確かにすばらしいが
いまだに鮮度があるというのは
決断をするということがそれだけ
日本人にとって
難しいということなのかもしれない。

何度も繰り返し読みたい本です。
『決断』を理解するために
これはR25で紹介されいた本。

内容はマキアベリや孫非子の言葉を引用しつつ、
日本人の精神構造をとらえつつ決断に関する、
考え方を語ってくれている。
著者の教養の深さを感じさせてくれる。

例え話が戦国武将の話や学生闘争の話になるのは、
戦争に近い状態、つまり極限状態での決断を
扱っているせいだ。

たしかに1975年の著書なので古さは感じさせてくれるが、
30年経っても日本人の精神構造は変わりなかったりすることが、
この本の普遍性をあらわしているのではないかと思う。

名著なのだろうが、決断を下す地位と言う意味でレベルが
すごく高いので自分の決断に役に立つのかな、と思ったりもする。
目が覚める一冊
本当に、集団や組織のリーダーとして、或いは一人の個人として、決断をする際に、その判断をすることの前提として判断者が自覚すべき要綱をピンポイントに、マキャベリや韓非子や孫氏の考えを使ってリアルに描かれている一冊。
 また、理想主義者や進歩主義者(無自覚的にそういう性格を持っている人も含む)には、現実を見れる視野(考え方)を得られると同時に今までの自分を後悔して、凹んでしまうだろう厳しい一冊でもありますが、これからのことを考えて判断して食べていかなければならない高卒者(大学生も含む)には是非読んで欲しい一冊でもあります。
 情緒の激しい、小・中・高校生では、こういう考えを持ち露呈してしまうとクラスや仲間内で排斥される可能性があるため余りお勧めはできない、まあこの本に書いてあるような狡猾な能力者なれば別だが。
決めちゃおう
日本人に足りない物はなんだろう。そう、もっとも足りないのは決断する力。いろんな人がいろんな歴史をひも解いて、もっともらしい本がいかに多いことか。特に中国思想なんて日本人にまったく理解しがたいものなのに有り難がって学者連中は、そういった類の本を多く書いている。

しかし、会田雄次氏はそんな連中ものともしていないのである。彼の戦争体験が大きく影響しているのは確かだが、透徹した西洋の歴史を背景に彼らの判断基準を完全に理解している。それに中国思想にも精通していて、さらに彼は日本人である。自分の弱点を知り尽くしているのである。

全てを知り尽くした上に、その怖さまで体験しているのである。日本のマキアベッリを彷彿とさせる、名著である。

本当に目からウロコもの!!
 いかに我々日本人が優柔不断かということから始まり我々日本人の歴史的背景と意識構造を会田氏らしい面白い視点で捕らえ「日本には真の貴族も貴族性も存在しない、あるのは奴隷と奴隷根性だけである」というような事まで言い切って歯切れの良い文章ではじまる。マキャベリ・韓非子などの様々な例を挙げながら日本人と比較して含蓄のある様々な「決断の条件」を我々に示してくれている。本著はまさに目からウロコもの。内容的には多少読み口説かないと身に付かないような微妙な表現で書かれているところもあるが、その分この本の要素がそれぞれ一貫性を持っており長い時間経っても決して色あせることのない名著です。何度も読み返したい絶対オススメの一冊。