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「ヨーロッパ合衆国」の正体 |
| - 新潮社 価格 ¥ 2,100 | |
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「ヨーロッパ合衆国」の正体新潮社 価格(new/used): 2,100 円 / 331 円 より 発売日: (2005-08-24) アマゾン売上ランキング: 204139 位 単行本 / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 5件 EUの台頭をアメリカ人が多面的に捉えた良書本書はワシントンポストのジャーナリストであるトム・リード氏が、自身の欧州滞在経験も踏まえて、EUの台頭を多面的に記載した本である。本書はかなりのボリュームがあるが、それぞれの章がうまい具合にストーリー展開できていて、読み物としても良い出来だと思う。 個人的に最も面白いと感じたのは8章の「E世代と新たなヨーロッパの絆」である。ここでは、欧州統合が進展することで、いわゆる「ジェネレーションE(欧州世代)」と呼ばれる人々が生まれていることが記載されている。欧州域内で移動の自由化が進み、自身を欧州人と認識する人々が生まれているのである。この背景には超大国アメリカへの対抗意識もあるのだろう。自国だけではアメリカへのカウンターバランスになれないけれど欧州全体ならば十分になれる、という意識が底辺にあると思う。 本書はアメリカ人から見た、アンチアメリカとしてのEUの台頭を記載しているが、日本人からみた欧州と米国の対立に関しては、福島清彦氏の「アメリカ型資本主義を嫌悪するヨーロッパ」に記載されているので、こちらも読まれることをお薦めします。 本書、翻訳もうまく読みやすいので、是非一読することをお薦めします。 大きな間違い12月9日の日経新聞トップ記事は「1株61万円を1円で61万株」売るとみずほ証券が間違ってインプットした件でした。みずほの損害は、300億円になると予想されています。このため証券市場が大荒れになりました。もし証券市場でGMとGEが間違えられ、475billion dollar(4750億ドル)が 475million dollar(4億7500万ドル)と間違えられてインプットされたらどんなことになるでしょうか。そのような間違いが本書で見受けられるのは残念なことです。内容はアメリカだけがすべてを決定する時代からEUがグローバル基準を決定する時代になったことを示唆するもので興味深いのですが。また大胆なリストラでGEを建て直し、20世紀経営者の鏡とされたジャックウエルチが退職後、GEから驚くべき厚遇を終身受けることになっていたことが、離婚訴訟で明らかになった。彼の評価も地に落ちた。この厚遇は日本の老経営者には真似してほしくない。退職したら会社とすっぱり縁を切ることだ。そしてボランティアで何が国に貢献できるかを考えてほしいものだ。 『拒否できない日本』との併読を薦める。星4つにしたのは原著がなおいいから。秀逸の内容であることには 変わりない。 国際協調とソフトパワーで超大国を志向するEU在英の米人ジャーナリストの克明な欧州レポート。歴史的革命的な地政学上の大変革・欧州の統合「ヨーロッパ合衆国」が、超大国米国への重大なる挑戦であることを認識できないアメリア人への警告書でもある。 国境のない巨大な単一市場、汎ヨーロッパ政府と単一通貨ユーロ、更に高速輸送網と高速通信への巨額の投資、E世代が支持する共通ユーロ文化を通じて、EUは、チャーチルが夢見た「ヨーロッパ合衆国」に急速に変貌。 世界最大の貿易市場ヨーロッパで事業を営む為には、嫌でも、急速に進んでいる技術・商業規格、経済社会法規の統一等のブラッセル政府が規定するヨーロッパ・スタンダードを遵守しなければならない。 戦争の恐怖から開放されたEUは、福祉国家建設のためや、環境保全や対外経済援助に資金を投じて国際協調を進め、ソフトパワーを通じて超大国を目指す。単独主義の軍事・覇権国アメリカの対極の道を歩む。 欧州企業の米国企業支配、国営企業の民営化、死刑廃止等々興味深い話題等盛り沢山で実に面白いが、ヨーロッパ合衆国のこの現状を理解すると、世界戦略が激変する。日本人こそ読むべき本。 アメリカから見たヨーロッパEUとは何か。今や唯一の超大国アメリカ合衆国からの視点で、EUを紹介しています。 アメリカの読者に向かってかかれたものでしょうけど、日本人が読んでもなかなか面白いです。日本では、アメリカが勝者でヨーロッパは寝てるように見えます。その視点が間違っていること、ヨーロッパモデルはとても魅力的であることを発見できるでしょう。 日本は、アメリカを後追いし、小さな政府のアングロサクソンモデルを目指すのが本当に良いのかを考えさせられます。 同じテーマの商品を探す
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