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島倉千代子という人生 |
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島倉千代子という人生新潮社 価格(new/used): -- 円 / 1 円 より 発売日: (1999-02) アマゾン売上ランキング: 360626 位 単行本 / 在庫切れ [ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 2件 島倉千代子という「永遠の女性」『新潮45』連載当時からなんとなく興味を感じて読んでいた。日経新聞出身の政治ジャーナリストが島倉千代子と初対面し、彼女がまとう凛とした静けさと緊張感に魅せられる。伝記執筆の申し込みをし、涙声の了承を得る。著者は何を探していたのか。故郷探しだろうか。著者はかつて『東京だよおっ母さん』が嫌いだったという。「靖国神社」の歌詞に反感を持っていたと(関係ないけど、この著者さん、最近まで社是通りの媚中記事を書いていたなぁ)。しかしある日この曲に胸が熱くなり、「靖国神社」の箇所で涙腺が緩んだという。ここらへん、みうらじゅんが欧米かぶれの末に日本各地の仏像と心を通わせるのと似ている、とか言うとみうらじゅんファンに怒られるか。或はこの著者さんは「永遠の女性」を探したのかもしれない。島倉千代子が相当稀有なキャラの女性であることは間違いない。幾つになっても自然に可憐で女らしいのだから(ほとんどの女性は実は女らしくなどない)。 おそらくこの二人は取材の過程でかなり仲良しになっている。よって辛辣な言葉や悪意のある記述がなく、全体に著者の姿勢が上品だ。島倉千代子さんも自分の人生をこのように語ってもらえることが嬉しかったのではなかろうか。テレビ番組で本書の出版を大切そうに語っていたのを覚えている。昭和の庶民芸能史でもあり、歌謡史でもある。芸能界における女性史でもあるのかな。しかしこの方、デビューから半世紀以上。半世紀働き続けた女性であり、半世紀消えなかった歌手なのだ。これがどれほど凄いことか。フェミニズムでも男女同権でもない。芸人として生きて死ぬつもりでいる偉大な女性の物語なのだった。 正に「人生いろいろ」島倉千代子さんというと「人生いろいろ」でデビューしたと思っている人もいると思いますが、それ以前の活躍、苦悩等を知ることで、より感慨深く歌を聴くことができると思います。 同じテーマの商品を探す
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