シャトル外交 激動の四年〈上〉 (新潮文...

James A.,3 Baker - 新潮社 価格
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シャトル外交 激動の四年〈上〉 (新潮文庫)

James A.,3 Baker
新潮社

価格(new/used): -- 円 / 128 円 より
発売日: (1997-04) アマゾン売上ランキング: 182184 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 2件

冷戦の終焉、そして
ブッシュ大統領時の国務長官その激動の4年間の回顧録である。この時代はまさに未曾有の転換の時代であり、東欧の民主化、湾岸戦争、ドイツ統一、ソ連邦崩壊、中東和平と、国務長官としてはその席の温まるときのない激動の時代、そしてアメリカ外交、交渉のあらましを書き記してくれている。もちろん、この本には書くことが出来ない極秘事項もあり、全部をあからさまに書いているわけではないだろう。しかし、国務長官として実際に交渉に当たった外国の要人の素顔が実に人間的に描かれており、その困難な交渉と共に印象深い。その中でもソ連外相であったシェワルナゼとの個人的な友情が心に残る。イデオロギーの隔絶や政治的なスタンスの違いはあっても、相互不信を乗り越えていくことが出来れば平和への道は開かれていることを信じることが出来るような気がする。
緊迫した世界情勢を題材にした読ませる一冊
ブッシュ前政権の国務長官だったベーカー氏による回顧録。ソ連の崩壊が始まり、湾岸戦争が勃発した時期であり、緊迫した様子が文章からも伝わってくる。激動の時代であり、読み物としても面白いが、最近、再び注目を集めている中東問題の背景説明の書としても非常に良いのではないかと思う。

この本の中で日本についての記述がほとんど出てこないのには、(日本人としては)ややがっかりしないでもないが、国際政治の中心から見れば日本のプレゼンスはこの程度なのかとも考えさせられた。