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アポロ13号 奇跡の生還 (新潮文庫) |
| Henry S.F.,Jr. Cooper - 新潮社 価格 | |
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アポロ13号 奇跡の生還 (新潮文庫)Henry S.F.,Jr. Cooper 新潮社 価格(new/used): -- 円 / 1 円 より 発売日: (1998-06) アマゾン売上ランキング: 80129 位 文庫 / 在庫切れ [ユーザーによる評価] 平均評価: 2.0 / 総数: 3件 訳者と名乗るからにはちゃんと自分で訳して下さい立花先生!!~前書きの時点で既に他人に下訳を頼んでいることを明らかにしている。原文は大変にプレーンな英語で、巻末にグロッサリーもちゃんとついている。アポロ計画に平均以上の興味を持つ者ならそんなに難しくもないはずなのに。しかもその下訳すらろくにチェックしてないのではと思わせるほど曖昧でいい加減な表現が点在する。こんな本を出しておきながら、その後の~~立花氏は「宇宙工学に造詣の深いサイエンスライター」としてテレビに出演、私の買った本(文庫化前の単行本)の帯はアポロの模型の前で誇らしげにポーズを取る立花氏なのだ。何がどうなってるんだこの人の頭の中は。原著に対する冒涜以外の何物でもない。いい加減にしろと言いたい。~ メリハリが感じられないアポロ計画に関する一般向けの本の中では技術的な記述が比較的多い本だが、そのせいかどうか事実をだらだらと垂れ流しているような印象を受けた。宇宙空間での絶対絶命の事故からの奇跡的生還、という最高にドラマティックな事件を、これほど平板に語れるのは逆に凄い。 終り方も唐突で余韻も何もなく、尻切れトンボと言っていいくらいで、もしかして抄訳かとも思ったほど。作者名よりも訳者(しかも下訳は別人)の名前が大書されたカバーが語るとおり、内容よりも訳者のネーミングで売ろうと言う本なんだろうか。 ジム・ラベル&J・クルーガーの「アポロ13」は逆に語り過ぎという感があるが、アポロ13のミッションについて知りたい向きにはそちらのほうがお勧め。 宇宙空間で試される、意志の強さ〈1970年アポロ13号〉〈地球から33万キロ離れた宇宙空間〉〈燃料タンクの3分の2が使用不可〉〈酸素タンクからも漏出〉という、まんま「プロジェクトX」になりそうな未曾有の危機に陥った。このまま、飛行士たちは宇宙の藻屑となってしまうのかっ!? エキサイティングなノンフィクションなのだが、いかんせん専門用語が多い。門外漢が、解説を一瞥したくらいでそう簡単には宇宙船の構造をわかりはしない。そして、アポロ計画に携わる、NASAの人の多さよ。どれが人名でどれが役職名だったか、誰が地上にいて誰がアポロに乗っているのか、あまり賢くない読者である私は混乱することしばしば。帰って来れたから良いものの、〈賭けに出た!!〉でもしかしたら最悪の事態に…なんてことも多々あるし、核燃料の扱いはゾンザイだし、計器がいっぱいあるにしたって何度も時計を読み間違えすぎるし、まあ努力もあったんだろうけど、何よりラッキーだったのですね、としか言いようが無い。電力が無いと宇宙はとっても寒い、とか宇宙では無重力なので体が錯覚してしまい、感覚上のどが乾かないので容易に脱水を起こす、などの興味深い知識を入手出来ました。 |