アンの幸福―第五赤毛のアン (新潮文庫)

- 新潮社 価格
home書籍CDDVDゲームソフトウェア家電キッチンおもちゃ・趣味
アンの幸福―第五赤毛のアン (新潮文庫)


新潮社

価格(new/used): -- 円 / 1 円 より
発売日: (1958-02) アマゾン売上ランキング: 267212 位
文庫 / 在庫切れ
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 2件

「愛の手紙」??
アンからギルバートへの愛の手紙の書簡体小説みたいなふうに紹介されている
のですが、ラブレター部分はすべて、削除。略されてしまってるのです。
モンゴメリーも、少しはそういう部分を出してくれていてもよかったのにと
思ってしまいます。アンファンなら、読みたいはず!
というわけでこれはむしろ普通の日常生活を描いているといえます。本当に

どんどんまわりの人を幸せにしていくアンはやっぱり魅力的なんですね。
カップル成立の手腕は、すごいです。これからも発揮されます。

アンブックスの異色作 書簡小説
ギルバートと婚約したアンは、結婚までアヴォンリーを離れてサマーサイドの中学校の校長として働くことになる。この作品は、アンがギルバートに送ったラブレターという体裁だ。従来のアヴォンリーの人々は脇役として控え、全く新しい隣人たちが個性豊かに登場する。

モンゴメリーは短編の名手だと思う。アンブックスは形式上大長編になっているが、その内容は様々な登場人物のエピソード、巧みな短編の積み重ねに近いものがある。その多くは恋愛談で、結果としてアンが「あたしが結婚させたカップルの数ったら」と慨嘆するほどだ。この作品でも何組もゴールインしているが、それぞれ趣の異なる恋で飽きることがない。

アンの下宿する、幽霊小路の柳風荘のお隣にはエリザベスという妖精めいた少女が住んで!いて、彼女の運命も気になるところ。それ以外には、人の顔を回想できない男の話とか、親の介護で旅行も出来ない女の話とか、意地悪な同僚をアンが改造する話とか、幽霊屋敷のおしゃべり婆さんの話とか、いろいろ盛り込みすぎて散漫になっているかもしれないけど、読み応えはある。