ポー詩集 (新潮文庫)

Edgar Allan Poe - 新潮社 価格 ¥ 300
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ポー詩集 (新潮文庫)

Edgar Allan Poe
新潮社

価格(new/used): 300 円 / 1 円 より
発売日: (1956-11) アマゾン売上ランキング: 23005 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 2件

改版して活字が大きくなったのは評価できる、と言いたいところだが……
 新潮文庫のロングセラーを改版したとはいえ、本文が昭和31年の初刊時のままなのは解せない。いや、それならそれで、解説をつけるか、ひとこと補足しておくのがあたりまえではないかしら。老舗の文芸出版社らしからぬ怠慢、という気がしてならない。

 だいたい、訳者の巻頭言からして、ポーの伝記に関しては「昭和12年8月の『書物展望』に載せた拙稿」を読むようにと、あいかわらず勧めているわけだが、平成の今日、国会図書館にでも足を運ばないかぎり無理な注文ですよ。詳しい文献だって容易に手に入るわけだし。

 訳詩そのものは、適度にクラシックな雰囲気をかもし出しながら巧みに読者を幻惑してくれるはず。詩人の日夏耿之介の翻訳ほど、語彙が難解で古色蒼然としているわけじゃない。細部の注釈については異論もあるだろうが、いまでも普通に読める内容だとおもう。
大烏
エドガー・ポーはイギリスを代表する怪奇文学者ですが、
小説のほかにたくさんの有名な詩を残しました。
彼の詩の最高傑作として名高い「大烏」は、
静かな夜の窓辺で、愛しい人のことを思い悩む男の心理を、
窓から入ってきた烏に象徴させた作品です。
烏の泣き声が、男の絶望的で自虐的な妄想を象徴し、
駆り立ていく様子が巧に描かれていきます。

少しでも詩やポーに興味のある方は、
ぜひ一度、読んでみてください