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しゃぼん玉 (新潮文庫 の 9-36) |
| - 新潮社 価格 ¥ 540 | |
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しゃぼん玉 (新潮文庫 の 9-36)新潮社 価格(new/used): 540 円 / 160 円 より 発売日: (2008-01-29) アマゾン売上ランキング: 13238 位 文庫 / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 14件 生きることの原点はどこに「ふわふわと漂っていて、いつかパチンと弾けてしまうしゃぼん玉」のような生きかたをしている若者がここは四国だと思いこんだ宮崎県椎葉村に迷い込んで、そこでしっかり根を張った人々と接したとき、彼は変わっていった。彼を変えたのは何であったのか。「平家を追っかけて源氏がやって来て、戦にもならず、仲良く暮らしたのはここ(椎葉)だけじゃ」という言葉(p.121)にそのヒントが隠れています。すなわちこの本の主役は椎葉という土地とそこに住む人々です。圧倒的な自然が持つ包容力とそれが与える恵みを糧に生きていると人間本来の生き方に戻っていくということを訴えていると思います。私も椎葉に行ったことがありますが、日本人の生き方のルーツのようなものがあると感じました。乃南さんも同じような思いをもたれたのではないでしょうか。主人公の若者はそこで自分の行くべき道を見つけたということです。乃南さんは細かく取材したらしく、椎葉の人々の生活、食べもの、言葉を正確に描写しています。この本の深い意味は椎葉に行くとよく分かるでしょう。 最高です女刑事音道シリーズも好きですが、この作品は特別感動しました。どう表現すればいいのかが思い浮かばず、「これいい!!」とその一言で友人に勧めました。即日読んだその友人も「電車の中で泣いてしまった!」。しかし、決してお涙頂戴ものではなく、人の心の奥にある闇を探り出し、また一方では(あるいはそれ故)皆安息を求めているということを気付かせてくれました。 くいしんぼうがきっかけできっかけは、新聞のコラム(山本さんちの台所)でした。 素朴だけれど、食べたくなるような献立がたくさん出てきて しかも、そのごはんで人が立ち直る。 野菜や豆腐といった、素朴な食材での料理がとてもおいしそうでした。 確かに、こんなごはんを食べていればまともにもなるなぁ、と思います。 また、ごはんとともに、主人公の焦りや恐怖、立ち直りたいという心がとても迫ってくる作品です。 くいしんぼうがきっかけで出会った本ですが、自分が食いしん坊でよかったなと思ってます。 じわじわ〜っときました。泣けました。乃南アサさんの小説は何冊か読んだことがありました。 人間に対する観察眼は素晴らしいものがあるとずっと思ってきました。 一言で言えば、破滅の人生を送りつつあった若者が再生する話・・・なのですが、田舎の舞台装置が良すぎて、じーんとくることしばしばでした。 今さえ良ければいい、と刹那的に毎日を送っている若い世代の人に読んでもらえたら・・・・ 「愛」本を読んでこんなにも涙を流したのは何年ぶりだろう 乃南さんの無駄のない文章で、 主人公の痛々しいくらいの気持ちが伝わる。 純粋な村の「おスマ嬢(婆ちゃん)」たちと 親に愛されなかった為に歪んでしまった「青年」との やりとり…そして心の触れ合いや変化がじんわりと実感できる。 「親に愛されている」子供というのは実際、少ない。 だから自分をいつのまにか重ねてしまう。 彼が叫ぶ言葉の端々に「本当はとっても愛されたかった」 という気持ちが詰まっていて、読み手の私たちはいつのまにかそれに 自分を重ねて、涙が溢れてしまう。 同じテーマの商品を探す
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