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傷―慶次郎縁側日記 (新潮文庫) |
| - 新潮社 価格 ¥ 580 | |
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傷―慶次郎縁側日記 (新潮文庫)新潮社 価格(new/used): 580 円 / 1 円 より 発売日: (2001-03) アマゾン売上ランキング: 212066 位 文庫 / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 4件 ひりひりする人情。何度も何度も読み返している本。 なぁんていうんだろう?お互いさま?余韻がある? むかしっから。 人はひとりでは生きていかれてないんだよね。 迷惑なんだろうか?甘えなのでしょうか?おせっかいなんだろうか? 充分こすれてあっている。人と人。心と心。 元同心 森口慶次郎を中心としたお話。 慶次郎が根岸の寮番となって、一緒に暮らしている佐七。 慶次郎の養子 森口晃之助。その妻の皐月。 手下だった、吉次や辰吉。 慶次郎と佐七はかけあい漫才というのか、佐七にお世話かけっぱなし感あり。で。 慶次郎と晃之助は、微妙な親子だし・・・。 慶次郎と皐月はもっと微妙かな?。 ふふふっ。 おもしろいよ。人間模様。 いろんな人の想い。がね、編んであるって。感じ。 ほろっときます。 涙ぐんで。考えさせられます。よ! 『その夜の雪』は慶次郎のお話なので、泣いちゃうけどここ重要。 何ともいえない渋みの逸品時代物・江戸物はある程度読んでいたつもりでしたが、「その夜の雪」を読んで感じた重い手触りは他にあまり例のない種類のもので、忘れがたく、それ以来このシリーズを愛読しています。すっきりと物事にかたがつく事など実生活の中ではそうめったにあるものではなく、その意味でもうなずいたり考えさせられたりすることが多くて、余韻が残る作品です。登場人物それぞれが持つ業や情が無駄のない筆致で描き出されており、行間に漂う江戸の人々の哀歓がしみじみと胸に迫ってきます。私個人としては、NHKのドラマ化以前に読んでいたことをちょっと誇りかつ幸運におもっています。ドラマをご覧になってこの本を手にとられた方も、テレビの残像を一旦頭のなかでご破算にして、新たな気持ちで読んでみて下さい…。 完璧な、答えなどないNHK金曜時代劇をきっかけに、読みました。 勧善懲悪ものの時代劇に慣れきっていたようで、今作は非常に新鮮でした。 でも考えてみれば、負を踏み台にまた前を向いて歩いていくという行為は、いつも誰もすぐにできるものではなく、葛藤しながら、のたうちながら、自分の出した答えが正しかったのかと自問自答しながらするものではないでしょうか。 時代を問わない、現代的な内容であるのも、共感できる部分です。 「その日の雪」の復讐。「傷」の償い。「饅頭の皮」の、男にあらがえない女。 作者の語りかけるモノ時代小説は娯楽に徹する作品が多いので、好きなジャンルですが 北原亜以子さんの作品を始めて読みました。 最初、読み終わったときには、他の有名な時代小説家に比べて 物足りなさを感じたことは、事実です。 しかし解説を読んで、私の読解力の無さを思い知らせれました。 “その夜の雪”から始まる奉行所同心の森口慶次郎の物語です。 罪を憎んで人を憎まず~しかし当事者になると感情を抑えきれなくなる。 多くのことは、具体的に問題を解決していくことなんて出来ない。 |