そして殺人者は野に放たれる (新潮文庫)

- 新潮社 価格 ¥ 500
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そして殺人者は野に放たれる (新潮文庫)


新潮社

価格(new/used): 500 円 / 54 円 より
発売日: (2006-10) アマゾン売上ランキング: 5324 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 20件

心神喪失者等医療観察法
・・・という法律が2005年に施行されました。

本書の主題にモロに関わる法律なのに、この点に関する記述が全くありません。(唯一、「解説」では僅かな行数が割かれていますが。)

いつまでも「野に放たれ」ているだけではないのに、この点について何にも触れないのはミスリーディングなんじゃないでしょうか。このテーマに関心がある者として、改訂版の刊行を切に望みます。
取材力の高さと,考察の甘さ,もう少しバランスに配慮して欲しい.
 幾つかのレビューでも評されている通り,事実関係
の取材に対する日垣の姿勢には,他のジャーナリスト
の追随を許さないほどの徹底さが窺えます.本書に挙
げられた数多の事例はいずれも,刑法39条を考える
に当たって無視できないものばかり.資料としての価
値を否定する理由はありません.

 ただ,日垣自身が認めているように,拾い集めた事
実から結論を導き出す過程,つまり評価の過程があま
りにも杜撰で,浅薄で,この部分がどうしても,星の
数を押し下げさせてしまいます.事例紹介の後に1文,
いずれも辛辣な言葉を選んで批判を添える訳ですが,
その1文が,刑法39条とは関係のないところに向け
られているものは論外として,日垣の主張に直結しそ
うなものであっても,どのような立場を拠り所にして
いるのか,それがおよそ見えて来ないのです.

 事実の羅列からは何の評価も生まれえないのですか
ら,辛辣な言葉の裏には,何らかの価値観が伴ってい
るはずです.それにもかかわらず,刑法39条が前提
とする思想と日垣の価値観とがどのような形で衝突し
ているのか,本書は何も語っていません.現行制度を
動かすどころか,提言としての体を備えていないよう
に見えます.

 事実を伝えるのがジャーナリストの役目だというの
であれば,それに徹するのも1つの在り方だと思いま
す.本書も,資料として出版されていたのなら,迷わ
ず星5つを付けていたところですが……,場当たり的
な批判を繰り返して,物書きとしての底の浅さを自ら
露にしてしまっている点で,残念ながら,星3つには
到底届きません.
筆者が感情的です
筆者がかなり感情的です。
気持ちはわかるけれど、もう少し落ち着いてほしい。
ところどころ、読みづらくなる。

世界においても日本は異例だったのか。
精神をやんで罪を免除されると、収容される施設がないのは驚き。

法曹界における考え方が一般人に理解できない。
精神病患者の擁護の裏にある考え方はなんだろう。
刑法における機能的限界
責任能力をめぐる判決について資料と共に細かに例示されており刑法の曖昧さに疑問と指摘を投げかけ諸外国や日本刑法に近しい国の刑法にも触れ、いかに日本刑法の不明瞭で罪刑法定主義の体勢を果たしていないかを危機感を抱いて追求している。
裁判は誰のためのものなのか、裁判員制度のスタートを前に考えさせられた。
マスコミでも隠されていること
 著者は丹念に資料を読み解きつつ、自ら調査し本書をかきあげている。
 その内容は驚くべきものであり精神障害者の犯罪が野放しになっている状況を
 まざまざと見せ付けてくれる。
 恐ろしいの一言。人権というものを隠れ蓑にしマスコミも
 報道しない事実の数々がわかる。
 絶対におすすめできる1冊です。